1月25日講座内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週もご覧いただきありがとうございます。
1月25日の講座は3人で行われました。
この日はお一方、オブザーバーをお迎えし、講座を見学していただくなか、ご感想、ご意見と貴重なお話も賜りました。
今回のテーマはインタビューワークがメインでした。
受講生の他己紹介を前提として、各人がインタビュアー役、受ける役、評価役(インタビュアー役に対して)を担当しました。
最初に私は評価役を担当しました。
インタビュアーのチェックシートには10の項目があります。
適切な相槌ができているか、話の内容に応じた表情ができているか、などです。
インタビューを行っている先輩の相槌を観察していると、その相槌が自然なのがわかりました。
相手の話を分断しておらず、だからといって回数も少ないわけではなく、相槌の種類も10を超えていました。
種類は言葉の多さだけでなく、様々な声、音としての違いもあったと思います。
感情もインタビューの雰囲気に上手く馴染んでいました。
受け手には、「インタビュアーは話を親身に聞いてくれている!」という安心感が生まれ、心も開いていくことでしょう。
相手が話しやすい雰囲気づくりができているというわけですね。
一方、自分がインタビュアーになるとこれらに四苦八苦します。
まず、相槌を打つタイミングがわからない、
次に、同じ種類の相槌しかできない、
最後に、相槌に感情が入っていないように聞こえる。
どこで相槌をうてばよいのか…、「はい」以外に言葉が出てこない…、相槌の声も中途半端な大きさとなり、自然と力のないものになってしまいます。
ワーク後には、自分の相槌が逆効果になったのでは?と自分で振り返ったところ、受け手の感想も「ちゃんと聞いてくれているのかどうか不安になった」とのことでした。
評価役からは声だけでなく、大きく頷くことも相槌の一つですとアドバイスをもらいました。
話しやすい雰囲気を作ることができる「聞く力」、高めます。
そしてもう一つ大きなポイントが「フォーマットを作る」こと。
2017年、幾度とトピックスとなったフォーマット・定型文についてです(6/1や11/2講座など)。
私の長所であり、短所でもある「堅い雰囲気」に注意するところを、また堅く入ってしまったのです。
理由は単純明快、準備をしていないからです。
ぼんやりイメージだけで注意するのではなく、明確に「こう話すのだ」という「フォーマットの文をしっかり用意しなさい、ということです。
フォーマットの文で最初にスムーズに入ることでトークのリズムを作ったり、簡潔に締めくくったり、と特にオープニングとクロージングには準備を整えておくことです。
これは実況に限った話ではなく、自分が話すトーク全般のことだと心に刻みました。
フォーマットの注意は、作った文は何度も口ずさみ、自分の体に染みつけておくことも併せてご指導いただきました。
寒い日は続きますが、熱く熱く取り組んでいきます!
今週もありがとうございました。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔