12月14日講座内容
アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
今週もご覧いただきありがとうございます。
2017年、本講座も年内は今回を終えてあと1回となりました。
12月14日の講座の出席者は3人、「good and new(今日良かったこと)」をテーマにフリートークをみっちり行いました。
それぞれ録音したトークを聞き直し、来年の課題になるところも含めて、深く掘り下げていただきました。
さて、発表前にはシンキングタイムとして10分間が与えられます。
にもかかわらず、私、構成が上手くいかないまま、かなり考えてトークをしていました。
今回の私のトークは「お昼ご飯を食べました」という話題からスタート。
しかし、「昼食に何を食べたか」を話しませんでした。
かなり穴がある証拠です。
その後、繋ぎながらのトーク、悪いことにトークの制限時間も超過してしました。
「えー」や「あの」の連発、不要な内容の繰り返しで時間が延びている、トークの内容も具体性に欠けているものでした。
原因はトーク力も一つですが、シンキングタイムでの構成にもありました。
シンキングタイムの10分のうち、発表のテーマを決めたのが終了2分前。
「今日良かったこと」がうまく挙げられませんでした。
嬉しい!・楽しい!・やった!・得した!・ついている!など
プラスの感情に敏感になって多くのポジティヴな感情をピックアップできるように。
来年の課題の一つです。
ただ、本当に思い浮かばないのか?というと、実は考え始めて最初の1,2分で思い浮かんでいるのです。
「ペットのウサギがシートを汚さなかった」
「今日はDAZNを快適に再生できた」
この2つが思い浮かびました。
そして私はこの題材を使わないのです。
発想がネガティヴで暗いな…、と思いとどまるのです。
ここにまた来年の課題あり!
「考える」ことを優先し過ぎるのも問題です。
結果、肝心のトークの感情が薄れることにも繋がるのです。
例えば、ウサギの話について、発想自体はネガティヴ寄りだとしても、フォーカスすることで踏み込んだ内容にすることはできます。
前段階での中途半端な考えが勿体無いのですね。
実況もそうですが、ポジティヴなことを伝える場において、
いかに自分の感情を最大まで引き上げられるかが鍵になります。
だからこそ感情が少しでも高い状態でスタートすることも大切になります。
変に考えすぎることで前判断をしてしまう、弊害もあります。
発表開始では「今回はあまり良いことが思いつきませんでしたが、○○なことがありました」
→いきなりネガティヴに話して、感情を下げてしまっている!
発表終了には「あまり話がまとまりませんでしたが、以上です」
などと余計なことを言ってしまい、トークを壊してしまうのですね。
それよりも「○○なことがあったのですよ!」と感情を上げる。
迷って考えすぎることよりも「即決」して集中する「決断力」も大事ですね。
来年に向け目指す自分が固まってきました。
あとは実行力だけです。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔