10月19日講座内容
例年以上に寒さを感じて、冬を感じているこの頃です。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、10月19日、3人が参加した講座の模様をお届けします。
この日はまず、インタビューワーク(取材ワーク)を行いました。
インタビューワークは1/12、6/15以来の本年3回目です。
後で第三者にその人を紹介できるように、5分間のインタビューを行います。
チェックする人として、先輩のインタビューを見ていましたが、
話が進んでいくにつれて、2人の話のやりとりが大変盛り上がっていました。
話しやすい質問を用いていたのはもちろんのこと、相手に寄り添うように共感して進めていたことや視線や相槌などで相手がどんどん話せる雰囲気を作っていたのが印象的でした。
一方私のインタビューは、最初の方で相手の顔の表情がやや曇っているのがわかりました。
私の一つの課題である、相手にこちらの緊張や表情が伝わっていると感じ、以降はそちらに注意を傾けて進めました。
雰囲気を良くしていこうと試みますが、相槌一つでも、タイミングよく相槌を打ったり、違う種類の相槌を打ったりすることも、先輩のように上手くできませんでした。
その中でワーク開始から時計を初めて見ると残りが20秒という余裕の無い形でインタビューを終えました。
終了後、「堅い」と振り返っていただきました。
良かった点として「問いかけが丁寧でした」という声をいただきました。
堅い理由はこの丁寧さも一つの理由かもしれません。
「今日は○○さんにお話を伺いたいと思います」
インタビューの最初はおよそこのような挨拶から始まったと思います。
丁寧と言えば丁寧ですが、どこかよそよそしいですね。
「最初の入り方」は大事なもので、後の会話のトーンやテンションの方向性が決まってしまうとの先生のお言葉でした。
このようなところでこそ、普段の自分が反映されるというわけですね。
もちろんふざけたり、調子に乗りすぎたりする(弾けすぎる)のではなく、丁寧さは残しつつ、お堅いところを取り除けたら良いなと思います。
後半では先週に続き、お知らせ原稿の読みを行いました。
鍵括弧がついているところは、テレビでいう字幕スーパーのようなもので、他の部分よりも強調することになります。
私は鍵括弧だからと、鍵括弧の前に間をおいてから鍵括弧の部分を読んでいました。
この問題点は、読み手の都合で間をおいていないか?というところです。
強調だからといって、文章内の意味のつながりを分断して良い理由にはなりません。
意味のつながりはこれまでの原稿読みにおいても勉強してきたことです。
今回の指摘で、強調ばかり気にしていて、意味のつながりの意識が薄れていることが分かりました。
こうした毎週の講座の経験を大切にし、次の生活や練習に加えたいと思います。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔