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10月5日講座内容

アナウンサーを目指すみなさん、こんにちは!
10月5日の講座を振り返ります。
遠方からの受講生を含めて4人で行われました。

はじめは、ペアでトークを2つ行いました。
まずは、感覚トークを行いました。
必死になってあれもこれも、と感じたことを話しているうちに、全体のイメージが掴みにくい話になっているようでした。
以前、他の人からも、何でもかんでも話せば良いものではないよ、と言ってもらいましたが、その克服には至っていないようです。
トークですから、テーマやキーワードなどをおいてトークができるように目指します。
この日は、トークのワーク前に、相手に注目してもらう点、「目標」をまず話しました。
乗り越えたい課題はたくさんありますし、本番のための練習。
普段の練習でも、これができるようにする!という「目標」を持ってやっていきたいですね。

次は、「なぜアナウンサーを目指したのか?」「アナウンサーのゴールは何か?」の2要素を入れて、トークを行いました。
「なぜアナウンサーを目指したのか?」については、それぞれの人に独自のものがあるはずです。
「自分だけの」話になっているか、より深掘りができているか、は重要になりますが、いざ話すとお互いにそこが欠けていました。

もう一つ、「アナウンサーのゴールは何か?」
これはアナウンサーに限らずだと思います。
みなさんは「ゴール」の設定を行っていますか?
自分を高める、モチベーションアップに大事なものです。
ゴールなんて、ありすぎて決められない・・・
ゴールはたくさんあって良いのです!(ただし、後で優先順位はつけましょう)
ゴールという軸によって、ブレずに頑張れます。

また、ゴール設定の際には、ゴールできたかを確認できる方法があるかに注意します。
指摘されればわかるのですが、確認しようがないゴール(=ゴールテープがない)の設定は無意味になってしまいます。

ゴールの設定について敢えて詳細は記しませんが、様々なタイプのゴールがあります。
継続して頑張れるように、ゴールについて考えたいです。

そして残った後半はサッカー実況の練習を行いました。
サッカーでは簡単に得点が入らないので、シュートだけに注目すると、「外れた」という実況ばかりになります。
盛り上げのところにも関わりますが、シュートが打てた事も大事な訳で、
・パスが上手くいった
・相手のマークを掻い潜ってフリーになった
などのシュートの前に賞賛する凄いシーンがあるのです。
プロは凄い事を当たり前のようにやってのけます。
そこに気付けるか、伝えられるか。

スポーツは失敗がつきものです。
ポジティヴな表現を用いる事はサッカーだけでなく、どのスポーツ実況において大切なことです。
ネガティヴな表現の実況からは面白さや期待感など良いものは生まれません。
ポジティヴな事・ネガティヴな事から何を選択するか、ポジティヴな事を伝えてどのように受け手に感じさせるか、アナウンサーの腕の見せ所なのです。

スポーツの魅力を余すことなく伝えられるか?
2週前に続いて「実況はプレゼンである!」のですね。

今日の学びから、自分のゴールの指標を一つ得られたかなと振り返った講座でした。

「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 松下翔

2017年10月09日 00:00

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