9月7日講座内容
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
9月7日の講座を振り返ります。
この日の前半は原稿読み、
後半は野球実況の練習をしました。
原稿読みはただ読むだけでなく、
基礎の発声を応用しながら
正確なイントネーション、場面転換での間の取り方に意識します。
まずは読み手が原稿の内容を理解する事が大事です。
誰が何をして何が起こったのか?
現場では短い時間ですぐに内容を把握しなければなりません。
現場で出来るようになる為には
「口を普段より大きく開けて発音、発声を良くする。」など、練習から本番を意識、想定する事が大事です。
筋トレと一緒で実況、ナレーションも日々の積み重ねが必要です。
1日休むと3日分の遅れになるとも言われています。
私は原稿の下読みで、どういう内容(情報)で一番重要なことは何か理解出来ていませんでした。
区切る場所や息継ぎのタイミングもよく分からないままだと
原稿をただ読んでいるだけになってしまいます。
原稿の内容を理解し、分かりやすく伝えられるように新聞記事を読む、人の原稿読みを研究するなど努力致します。
野球実況は目の前のプレーに合わせて的確な言葉、表現をする練習です。
打球の方向、ランナーの動き、中継プレーを正確に伝えます。
ほんの十数秒のプレーを
分かりやすく伝えるには原稿読み同様、日々の積み重ねが大事です。
野球など試合時間の長い試合では
3時間以上安定した声量を出せなければいけません。
私はまだ目の前で起きているプレーに対してシンクロ、正確な描写ができていません。夜のプロ野球ニュース、サッカーハイライトを練習教材にして練習を続けます。
今まで自宅で練習をしていたにしても、間違った練習をしていては
先輩方にも追いつけません。
現在の自分のレベルでは
プロとして活動していけません。
「仕事を勝ち取る」という意識を持って今日からの仕事に対する姿勢を変えていきます。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生 鈴木誠也