3月23日講座内容
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
先週の3月23日の講座を振り返ります。
受講したのは男性4人、途中で講座の卒業生の女性が来られました。
この日は前半原稿読み、後半実況練習と先週と同様の構成。
まさに先週の復習ができているかが問われる内容でしたが…。
さて、前半の原稿読みを中心に振り返ります。
今週はビデオのナレーションが題材。
先週はニュースでしたが、基礎的なところは先週のニュースと同じです。
私は先週で指摘を受けたところをまた指摘されてしましました。
原稿は読むのではなく、伝えるということ。
例えば、自分都合で読むと意味が連続しているところで切れ目を作ってしまいます。
「本州と淡路島を結ぶ 明石海峡大橋の開通」という文で前が後ろにかかっているので真ん中で切ってはいけません。
これを適当に読むと、息継ぎのため、などで自分の都合で切る場合があります。
文の意味を理解するのは基本のことですから、油断せずに文をチェックしたいです。
あともう一つ私の課題は次のことです。
ニュースであれば文字通り「新しいおしらせの部分」、ナレーションであれば盛り上がるところは、強調するところです。
「たてるところをたてて読む」のは技術として覚え込まなければなりません。
この原稿で大事なところは?と考えるのも大切です。
ちなみに自分では強調しているつもりでも、聞き手には強調されているように聞こえない場合があります。
これをクリアするには自分の声を録音して聞くのが一番の解決法です。
自分の思っていた喋りと聞いた時のギャップを比較します。
先輩方は「音を落とさずに弱める」という上級の技法が一つのテーマでしたが、ここでも録音は欠かせないものとなります。
また新規受講生も初めての原稿読みとなりました。
次の原稿読みの時までに成長していたいと振り返っておられました。
後半では私は競馬実況を行いました。
実況は原稿読みの延長です。
今回はアナウンス面から実況の基礎を教えていただきました。
こちらも馬を追うからといって自分都合でアナウンスしてはいけません。
馬名をしっかりと発音するのはもちろんのことですが、
すべての馬名を同じ高さ、強さで発音することが基礎となります。
馬名の頭を高く入れるかがポイントとなります。
実況練習も実況の内容だけでなく、アナウンス技術面からも録音してチェックするのがまたしても大事になりますね。
私も安定した音を出せるように、話して聞いて、口も耳も鍛えていきます。