3月16日講座内容
みなさまご覧いただきありがとうございます。
3月16日の講座を振り返ります。
この日は男性3人での受講でした。
前半は久しぶりの原稿読みを行いました。
アナウンサーの基本となる原稿読みですが、今回はニュース原稿を読みました。
先生はもちろん先輩方からも客観的な評価を頂ける貴重な機会です。
私のアナウンス技術に足りないところをどんどん指摘していただきました。
文頭を高く入れなかったり、不自然なイントネーション、息をしっかり吸えていなかったり…
指摘を頂いたところに注意して、今度は自分でチェックしたいと思います。
後半は先週に引き続き実況練習です。
私は競馬実況を行いました。
スポーツ実況に大切なことの一つ、カラーリング・特色を持って実況することをテーマに練習しています。
まずは人気馬を中心とした実況づくりに挑戦。
例えばスタートでも全体を喋るのではなく、特定の馬の出方を喋ると色が引き立つという具合です。
あとは人気馬が前から何馬身かを付け加えるなど…
これに今までの課題である馬名をしっかり読むこと(弱いと印象に残りにくいためです)を意識して練習します。
すると、先週もそうですが不思議なことが起こります。
レース映像に私の喋りが追い付かないのです。
画面がどんどん後ろの馬に行ってしまいました。
今まではむしろ画面を追い越すぐらいのペースで喋れていたのに…
と少し衝撃を受けました。
これについて先生は今までの我流の実況から新しい実況への変化の過程と仰いました。
新しい実況の仕方、新しいレースの見方に慣れていきたいと思います。
このあと先輩方の競馬実況、サッカー実況を聞き、大事な場面での声の強さが自分のものと全然違うことを痛感しました。
ニュース原稿で先生から指摘を受けた、大きい音、口を開けてはっきり喋ることも練習に取り入れていきます。
今回も学びが多い1日となりました。
同時に私の講座受講が20回を終了しました。
時間はすぐ経つので、学ぶだけで終わらないように練習に励みます。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生しょう