1月26日講座内容
今回は1月26日の講座内容を振り返ります。
男性2人が受講しました。
この日も全体的に原稿読みに力を入れて行いました。
原稿読みの先に実況がある、と先週の講座ブログにも書いていました。
つまりしっかり文章が読めることが基本であるということです。
その「基本」が、ただ読めることだけでないことは、その先週でも載っていました。
サッカー番組のお知らせ原稿を読んだのですが、番組の名前や取り扱うテーマ、そして出演者の名前などお知らせするべき情報はどれか。
そしてお知らせすべき情報を、届けやすい読み方が出来ているか否か。
そう、あくまでも自分都合ではなく相手があってこそ、なのです。
今回私は何度か読む中で、少し納得いかなかったり、言いよどんだりした際に顔を思わずしかめてしまうなど、その感情を表にだしてしまっていました。
マイナスの感情を表に出すこと、それによって他の方に思わぬ誤解や印象を与えてしまうかもしれない。それよりも思っておくべきことがある、と指摘してもらいました。
そう、少しミスをしたなと思っても、その後をしっかり行うことにとにかく思いを向けるのです。
一つミスをして、「あっ」と思った刹那、どんどんミスの連鎖となり大事になってしまう、ということよくあると思います。
なかなか2つも3つも同時進行で別のことをしながら…なんて器用なことはそうできるものではありません。
後で反省することは大事ですが、まずは今やっていることにしっかり集中すること。
それがひいてはミスを減らすことにつながるのです。
この日教えていただいた言葉が「自己肯定感」と「自己効力感」です。
自己肯定感は「自分を良い・大切だと思う感覚」です。これが低いと、例えば褒められたりしても「裏があるのでは!?」と疑心を感じたり、素直に喜べなかったりします。
自己効力感は「自分に対する信頼・有能感覚」です。いわば自分への期待です。これが低いと自分はできない⇒だからやらなくなる。つまりモチベーションに大きく関わってくる部分かなと思います。
自分をダメだと思いすぎないこと。自分はできるんだから!とプラスの気持ちを持てば、それが動機づけとなって色々な行動力となっていくのです。
この2つの感覚を高めて物事に臨むべし、ということで今回は以上です。
「スポーツアナウンサーの独り言」by秀一郎