12月1日講座内容
今回は12月1日の講座内容を振り返ります。
男性4人が受講しました。
前半は先輩の競馬実況の反省をもとに、スポーツ実況の先読みの重要性を学びました。
材料となったレースはダート1200m・馬場状態は不良(水を含み泥のような状態)でした。
このような馬場状態になると、なかなか追い込みが効きづらく前に行く馬が残ることが多いのです。
だからといって皆が前を争うとオーバーペースとなり、追い込みの馬にもチャンスが生まれます。
実況では道中のペースを「○○秒、これは速いペースだ」というワンフレーズ挟むことで道中の詳細さ、ゴールへの期待度を大きく上げていました(短距離では馬を追うことで一杯にもなりがちです)。
案の定直線のゴール目前で先行馬が一気に脱落し、差し馬の接戦を情感たっぷり伝えていました。
その分3着に上手く触れられなかったことは反省とも仰っていましたが、「1着(争い)のゴール」が当然貴いわけです。
ゴールの瞬間が締まらないと、馬券としても、スポーツとしても面白さや熱さが有耶無耶になってしまいます。
また、道中でペースや有力馬の位置取り等を触れておくことで、どのような展開になりそうか等ゴールへの予測(期待)が自分にも相手にも与えることができます。
簡単なようで難しい、「ゴール」の大事さを学びました。
後半は年末年始恒例の、今年の反省を踏まえた来年の目標設定、を各自行いました。
自分の過去と今を振り返りながら、そして未来の自分を具体的に思い描きながら現在できること、すべきことを導き出します。
詳細は各人それぞれでしたが、様々な目標設定を聴くことができて、とても刺激になりました。
今回は「未来の予測」がキーワードになる時間だったのではないでしょうか。
by.SM君