「11月10日の講座内容」
11月10日の講座は私を含め3人が受講しました。
最初はいただいたニュース原稿を読むことでした。
私個人として滑舌の悪さ、噛むことの多さを感じることが多く音のキレを強く意識して下読みからしていました。
どこが読みにくいか、どこが音にしづらいかをチェックをつけて対策をしていました。
いざ本読みの時、意識した箇所は大きなミスなく終わりましたが違うところで失敗がありました。
原因を確認するため先生と話をすると特定の箇所の音を意識するあまり、そこに集中し過ぎて他のところを読む時も次のチェックポイントのことを考えていることに原因があることがわかりました。
原稿、文章を読む上で一番大事なのは意味を捉え、ニュースを理解しそこを伝えるところと教えてもらっています。
今回もその事は頭に入れながら下読みはしましたがそれが下読みの時だけだったと感じます。
意味を考え、読み方、伝え方をメモしましたが本読みではメモした通り読んだだけで、頭にあったのはチェックしていた読みづらい箇所をいかにしっかり読むかでした。
本読みの際も文章を伝えると意識をもって読むと他に意識が向いてミスをする事は減るし、音も気にならなくなると言われました。
意識を変えていきたいと思いましたし、滑舌の練習も取り組み自分で気にならなくなるような音をつくっていきたいと思いました。
そのあとはプレゼンを行いました。3人とも競馬を知っているということでテーマは週末に行われるエリザベス女王杯。ひとりひとりそれぞれの視点で見所、注目ポイントを2分間で伝えます。
3人とも経験があるのでポイントもある程度わかっているなかでのプレゼンでした。三者三様でテーマが違い聞いていて楽しかったです。
今回のプレゼンで感じたことは自分の一番言いたいことを明確にすることと時間の使い方です。
もちろん一番言いたいことを伝えたいわけですからそれをいかに強調出来るかということです。
最初にドンと強く押し出すのも良し、最後にひっくり返して出してインパクトを与えることも良し、様々な手法があります。それも個性が出てくるところだと感じます。ただ行き当たりばったりに言うのではなく計画をして計算して出せればいいなと思いました。
また言いたいことを補強する材料としてたくさんのデータ、数字を持っておくことも大事で、相手を納得させるには印象やイメージも必要ですが明確なデータ、数字というのは強力ですので用意しておくべきと感じました。
個人的な課題としまして伝えたいという気持ちが先行すると早口になりがちなので落ち着くこと、また話に緩急をつけるとメリハリが出て早口に聞こえにくくなると言われたのでそういうことを意識出来る余裕をもって何事も取り組んでいきたいです。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生YS君