「8月11日講座内容」
8月11日は三宅きみひとアナによる講座が行われました。
そして新しい男性受講者に女性の特別ゲストもやってきて計3名での受講でした。
まずは三宅アナオリジナルの”ペーパーテスト”を行いました。
簡単に言えば日本語のテストです。
漢字の読み、間違えやすい言葉や文章表現について学びます。
間違えて覚えていたり、その間違いが一般に蔓延ってしまっている言葉は結構あります(※ちなみに蔓延る⇒はびこる と読みます)。
「シュミレーション」
これを見て、違和感ない方もいるかもしれません。
でも正しくは「シミュレーション」ですね。
「雰囲気」を「ふいんき」と読むのもよくある間違いです。
とにかく挙げればきりがないのですが、こうした間違った言葉は使わないように、というのはもちろん、やはりこれも普段から触れて、使って、覚える、
という意識がなければなかなか身に付きません。言葉に対して耳も目も頭も常にアンテナを張っておきたいものです。
その後は、各々の自己紹介もかねて、自己PRのワークを行いました。
自分たちが今行っている活動に絡めて、自分の長所を、どう活かせるかを考えて話を組み立てます。
そして発表となるのですが、どうしても考えながら話すと違和感ある間が開いてしまう、と考えがちです。
実際に間が開くこともあるでしょう。しかしゆっくりと話すことでその間を違和感と思わせない、というアドバイスを頂きました。
というのは、考えながら話すと、思わず湧いて出たことを話すので、早口になってむしろ伝わりにくくなる場合が多いからです。
どうしても考えがまとまり切らないまま話さねばならないこともあるかもわかりません。
そんなときほど、逆にゆっくり間を取って話してみては…。
そして最後に各自の課題に取り組みました。
私は、以前に声が裏返ってしまった野球の試合の音声を聴いて頂きました。
裏返るべきでないところで裏返ってしまった事象に対して、当時の状況を伝えながら一緒にその問題を浮き彫りにしていきました。
他の方の課題とともに共通したことは、「己の100%を知っておくこと」でした。
常に100%で物事に取り組むべき…なのですが、100を知らずに100を出そうとしたばかりに声が裏返ったのだというのがこの時の結論。
確かにそうだと思いました。実際、緊迫した試合展開に私自身が興奮していて、既にだいぶ高いテンションからさらに上げようとしたため裏返ったのでした。
そうして知らず知らずに無理をすると、それは喉にも良くないこと。
まだ未熟な私の場合には、挑戦したこと自体は評価していただきましたが(「挑戦しないとそれこそ自分の100がわからないから」と言われました)、
放送として聴いてもらうものである以上、迫力や状況を伝えながらも、耳障りなことがあってはご法度。
今後様々な”試せる機会”でとにかく今のうちに己の100を知り、聴いてもらうべきベストな部分を見つけます。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生SM君