「7月28日講座内容」
遅くなってしまいましたが7/28の講座内容をお伝えします。
この日は見学者1名に加え、5名が参加し大所帯となりました。
見学者は男性の、競馬実況を目標にされている方だそうです。
現在別のお仕事をされているということで、なんだか2年前の私を思い出します…。
この日はちょうど高校野球の各地方大会が終了したこともあり、実況をチェックしてもらうことになりました。
この講座では実況を皆に聞いてもらう際に、チェックシートに感想や課題等を記入してもらうことになっています。
そのチェックシートには嬉しくも、しかしあぁそうだなぁと思う課題も、さらにはやはり自分で気づかないポイントも、色々書かれていて本当に参考になります。
その評価を抜粋してまとめさせていただきますと…
昨年よりも情景描写が丁寧で分かりやすくなっているとのこと。また合間で得点やアウトカウントを入れてストレスが少ない、とのこと。
これは嬉しい評価です。正直、自分の感覚では昨年より大きく変わった気はしなかったので、どこまで…と思っていましたが、素直に喜びたいと思います。
さらに良くなるための課題やポイントに関して、試合の重要なポイント(何より得点シーン)を自分の声でどう聞かせられるか、盛り上げる部分でしっかり盛り上げきれるか。
その重要なポイントが、私の中で”重要なんだ”と意識をしてできるかどうか、が重要とのことでした。
前述のとおり、特に重要な得点のシーン。これは大きな優先事項です。優先すべきことを私がしっかり整理して優先できるか。自分の落ち着き、情報整理をもっとしておかないといけないと感じました。
そして、ラジオ実況ということで「投げた」「打った」はもちろんのこと「捕った」「○○フライ(ゴロ)」「アウト」「○アウトです」のフォーマットもしっかり崩さず伝えることでした。
アウト時以外でも、何か一語抜けてしまい、少々違和感を感じる、という場面がいくつかありました。
一応情景描写にレベルは上がっている評価はありましたが、その動きで場面がどうなったかまでを違和感なくスムーズに伝えること。これは野球だけでなく他にも通ずることなので、常に心がけていきます。
私自身沢山の気付きをいただき、また見学の方にも講座の緊張する部分をお見せできたのではないでしょうか…w
来年の中継までにまた一段とレベルアップできるよう、ここからの1年も前の1年と同じく、いやそれ以上の工夫や思いを持ちながら臨みたいと思います。
私自身のことばっかりになってしまいましたが、今回は以上です。
「スポーツアナウンサーに独り言」by受講生SM君