「3月10日講座内容」
アナウンサーを目指す皆さん、こんにちは。
3/10の講座はスポーツアナウンサーを目指す2名。そして四国・香川県より特別受講生1名を迎え、計3名で行われました。
前週に引き続き、インタビューワークと他己紹介の組み合わせを行いました。
まずは5分間のインタビューワークで、紹介する方のパーソナルを探っていきます。
時間も限られていますのである程度聴くことは絞って臨みます。
しかし、此方の訊きたいことを押し付ける形になることはもっての外。
沢山の情報を得るためには何よりも相手に気持ちよく話してもらうことです(先週のブログでも書いていましたね)。相手との適度な視線の向き、相槌などもそうです。
そして今回は質問の意味・意図についても考えさせられました。
インタビュアーの立場でワークを行う際、質問は長すぎず、でもこちらの意図が解ってもらえるものでなければなりません。
ですがただシンプルに短くするだけだと、投げやりな、雑な印象を与えかねません。
やはりこの質問の、そしてこのインタビューの先に何があるのか、を優先し、意味のある質問をする。
するとその意図が相手にも届きます。相手に何を届けたいか、先の聴取者を常に念頭に置いて臨む大切さを学びました。
それは他己紹介でも同じことです。
この他己紹介で、誰に何を伝えるのか(場の皆さんにインタビューした方のことを伝える)。どのような伝え方ならば伝わるのか。
例えば先週のブログでは「一文が長くならないように」という改善策が出ていました。
今回私は、初めてお会いする方の紹介をするので、インタビューでは雰囲気づくりを重視していました(実際にオブザーバーの方に表情をほめて頂きました!)。
ですが、聞いた内容を上手くまとめることが出来ませんでした。
他己紹介本番ではただ内容を羅列したものになってしまいました。さらにまとまらぬまま本番を迎えたことでいつも以上に緊張し、制限時間を勘違いし、大幅にオーバーしてしまいました。本来絶対にあってはならないこと。
いつも以上に反省の内容となったのでした。
ここでもお伺いした内容の中でのポイントを見つけるコツはやはり「相手の話したかったこと」を盛り込んで伝えることです。
どこで相手はよく話していたか、相手は笑顔だったか。
やはり「感情」から思い出すのです。思わず私は前のように時系列から思い出し、纏めようとしていたので、ただの羅列になったのだと思います。
ここ最近の私のテーマである「明るい感情から物事を思い出す(考える)」ことをより徹底していきます。日々の意識がまだまだ不足していました。
話は変わりますが、先日当講座(事務所)の引っ越し作業がありました。
4月からは新しい事務所で当講座も行われます。
場所も季節も変わってきて、心機一転!そして私も明るく行きますよ!
また今後とも何卒宜しくお願い致します。
「スポーツアナウンサーの独り言」by受講生SM君