7/23講座ブログ
この日の講座はリモート含め出席は4人とやや少なめ。まだまだ高校野球の地方大会真っ盛りの時期だったこともあり。各地区で実況を続ける方もいらっしゃいますので仕方ないですね。一足お先に今年の高校野球実況を終えた私、早速この日は担当した試合の中から、ごく一部(1イニング分くらい!?)チェックしてもらいました。主に得点が絡むシーンということになるのですが、その中で改善点に挙がってきたところをいくつか…
まずは【ホームインの瞬間を確実に伝える】。野球(に限らず球技は押し並べて)は点取りゲーム、相手より1点でも上回れるかの勝負。ましてTVの実況では走者が本塁に還ってくるシーンはほぼ必ず映ります。その瞬間に、本塁に還ったこと、スコアは何点なのか、確実に伝える必要があります。その中で、1打で複数の走者が還るシーンでは1人目2人目それぞれを確実に伝える必要がありますし、打球や守備処理を追っているととりわけ1人目が疎かになりがちです。実際に私もそういうシーンがありました…。
それに関連して、【走者の名前まで網羅して伝える】。これ私苦手です。昔からです。恐らくそういう意識が元々欠如しているうえに、意識付けようとするものの、まだ定着できていないというところ。これも一つ一つそのイニングの状況を繰り返し伝えることで視聴者だけでなく自分に知らせるようにしているのですが…。例えば併殺崩れ等で走者が入れ替わったりすると間違えがちです。個人的にここはもう練習!意識づけを忘れない中で数をこなして定着させていくしかないです。
最後は、寺西先生から他の試合を見た際に受けた印象として伝えていただいたのですが、【解説者のムードに流され過ぎないこと】。当然野球の識者として解説していただくにあたり、所謂ミスが出ると、そのミスについての解説もしていただきます(なぜ起きたか、他に何ができたか、状況的にどうだったか等々)。その中で時に厳しいお言葉が出てしまう時もないとは言えません。そこに実況が同調してしまうと見ている方にそうした“負のイメージ”を植え付けてしまうことになります。実際私は、解説者の言葉を聞いて、なんとか“マイルド”にしようと試みた気はするのですが、結果的にそれはできていなかったようです、反省です。これはやはりミスをしたことよりも、チャンスが広がった、とか当たりが良かった、あとは一つ前のプレーは良かったなどよりアグレッシブ・ポジティブな面をフィーチャーして伝えることです。ましてアマチュア・学生スポーツならば、そういったプラスの面を引き出す方が、放送としてもより活き活きとしたものになるはずです。無理にそういう方へ持っていこうとするのはまた違いますが、普段からプラスなことを見つけていくことが、こうした場面での伝え方にも影響が出てくるのかなと感じます。
ちなみに今年は、和歌山大会で計4試合、また初現場となった兵庫大会でも1試合、計5試合を担当させていただきました、両大会でお世話になった皆様には改めて感謝申し上げる次第です、有難うございました。
三宅 秀一郎
2026年08月14日 10:49