5月7日受講生ブログ
ご無沙汰しております、三宅です。ここ最近は競馬の天皇賞(春)(恒例の共同記者会見も!)、そしてボクシング中継の配信等々(その前週の講座で見てもらいました!)、そして今回講座で見てもらったのはプロ野球の実況配信。様々な経験をさせていただいている事、日々本当に有難いことです。今回は講座で私が担当した中継のフィードバックからでたアドバイスを取り上げてみます。
前週(4/30の講座)ボクシングの配信においては、選手の基本状況が意外にも抜けていた(身長差や左右利き手・戦い方)ことが他の受講生より指摘されました。自分でも頭をガンと叩かれたような…、ショックでした。元々学生時代からボクシングを見ることが好きだった私、それゆえ熱中しすぎて自分の目線だけでつらつら話していたのかと思うと、見ている人の事(コアファンだけでなくライトファンや初めて見る人・選手の友人や家族もいるはず)をしっかり考えられていなかったのでは、と猛省しております。知らず知らずのうちに自分の見方が強まったり、解説者とのマニアックな中継になりすぎるのは、“仲間内感”が大きく視聴者を置いていきがち。勿論プラットフォームも専門性は高まっているとはいえ、様々な人が見ているということをしっかり肝に銘じておかねば…。
そして5/7の講座では、4/3に担当したプロ野球のファーム中継の実況を見てもらいました。ほんの裏表1イニングくらいでしたが、またそこでも様々なアドバイスをもらいました。
まずはその投手がどの球種・コースで打者を打ち取ったか(あるいは打ったのか)。そしてその打者との2度目の対決は1打席目を踏まえてどうか。これを実況が言葉として伝えることで、見ている人が投手の調子を測る一つの要素にもなるでしょうし、リード面(配球)、ひいてはその対決が期待感を持たせるものになるのです。各打者の結果や配球の傾向などはしっかりと覚えておきたいものです。もちろん全ては無理でも、手元の色々な資料を活用しながら一つ一つのプレーを紐づけるように、ストーリーとして組み立てていくことが重要です。
そして、これが“ファーム中継”であること。つまり今後さらなる舞台への期待、そして同じ守備位置でのチーム内競争・1軍のチームの現状等をしっかり盛り込むことです。誰がライバルで、1軍ではそのポジションで誰が出ているのか。あるいはケガからの復活を目指す選手もいます。各々チームでどういう立ち位置で今後どういう活躍が期待されるのか、その期待感を与えられるような中継を意識していきたいです。
試合の基本的な描写や勝敗はもちろん大事、その上でいかに付加価値を付けられるか。ファーム中継は解説のいない一人喋り、そして実際の試合を見ていない“オフチューブ”と呼ばれる中継です。その方式の中で臨場感と期待感の両立、今後の担当でもしっかり意識して取り組んでまいります。
いや、やはり同じ立場の方々からのアドバイスはとてもありがたいものですねぇ。
三宅 秀一郎
2026年05月20日 01:44