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10月2日受講生ブログ

 この度、国民スポーツ大会にて実況を担当させて頂きました。初めて実況をする競技ばかりで難しさを感じつつも、これ以上ない経験をさせて頂きました。
 そんな国スポ実況の中で、今回は特に2点のポイントが大きな学びとなりました。

 1つ目は「割り切って行う」ことです。
 国スポで最初に担当したのがバレーボールでした。初めての事柄にはどうしても萎縮してしまいます。実況も同じで競技の盛り上がりについていけなくなってしまったり、まごついた言葉遣いになったりしてしまいました。そのため、実況後の振り返りでは「できることからやる」「事実だけを伝える」とのアドバイスを頂きました。要はしっかりと試合を見て「何が起きているか」「点数の整理」「現状整理」など見えるものを伝えるのです。
 そして割り切った結果、次の陸上では自分ができることにフォーカスして行えました。
 初めて実況する競技では専門的な話をしたり、用語を沢山入れるたりするのは中々難しいです。ですのでその分、選手が飛んだタイミングに合わせて伝える。選手名と記録をセットで伝える。特に注目の選手は誰なのかを伝える。とできる部分を大切にし、シンプルにしていきました。結果として、伝える内容が明確になり委縮せず行えました。
 
 2つ目の学びは自身が反省する中で感じた「普段からの取り組み」です。
 先に書いたように初めての競技ではより専門性の高い言葉はどうしても少なくなってしまいます。それ故に自分の持っている言葉の数が勝負になります。
 例えば選手が跳躍した場面で「飛びました」と同じ言葉ばかり使う訳にはいきません。同じ言語を繰り返し使用すると変化がなく視聴者が飽きてしまいます。それ故に似た場面を違う言葉に言い換える難しさを改めて感じました。対応策を考えた時に思い出したのが、講座内で行われる基礎練習の「感覚トーク」です。これは視覚・聴覚・体感覚とそれぞれの感覚で自分が体験した内容を話します。今回の国スポで同じ描写をしないようにするために同じ選手の場面では視覚・聴覚・体感覚を分けて言葉を変えながら描写していくよう心がけました。  改めて普段からどう取り組むか、言語能力を伸ばしていく大切さを感じました。

 勿論反省点も多くあります。初めて行う競技だからと言い訳にはできません。ですが初めて行う競技や、世界レベルの選手の実況をさせて頂ける機会は中々ありません。だからこそ今回の経験を活かし、更に成長していきたいと思います。初めてだからこそどうすればいいのか、基礎の大切さを応用力の大切さを改めて感じました。
2025年10月10日 06:58

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