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9月25日受講生ブログ

少し前になりますが、9/14(日)にJ3リーグ27節・高知対栃木SCを、翌9/15(祝・月)にWEリーグ 第6節セレッソ対ベレーザを実況担当いたしました。
Jリーグでは初めての実況、WEリーグでは、MATCH OF THE WEEK対象試合ということで、中継当週は心身ともにヒリヒリしながら過ごしたことを覚えております。
 
さて、9/25(木)の講座では、そのWEリーグの中継を見た後、フィードバックをいただきました。
そのフィードバックをいただき、また自身の実況を見て感じることは、「もっともっと視野は広げられる」ということです。
 
ここでの視野は、2つの意味でご紹介します。
1つは実況席からプレーを見ているときの視野。
ボールを持っている選手の周りについて、どれだけ広い範囲を見られるのかということです。
例えば、右サイドで攻め込んでいるときに、中央レーンの選手は視界に入っていても、さらにもう一つ先の逆レーン(この場合は左サイド)に実際の展開では決定機が訪れたシーンがありました。
 
そして2つ目は、「時間軸において実況者はどこを見据えているのか」という視野です。
これも目線が落ちるように、現在でとどまってしまうと、ワンプレー・ワンプレーだけの描写の連続になってしまい、連動性が生まれてきません。
スポーツ実況界でよく登場する言葉『点の実況』になるわけです。
単調にならないためには、時間軸を広げ、とりわけ未来へ(スポーツ中継はワクワクを求めて見るわけですから)、この先のプレーがどうなるのかという視点を取り入れると効果的になります。
現在のことは自然にできているからこそ、未来の方へと目線を上げられるというレベルの高い話でもあります。
 
実は、9/15のWEリーグ中継では、できたこと、できなかったことを振り返っていると、「周りの選手はこれまでに比べるとよりは見えていたかもしれない」と思っていました。
ですが、10日ほど経って映像を見返すと、まだまだ見える範囲はあるぞと痛感しますし、
見える物を増やし、複数の物から最善の描写を選択する、といったより高いレベルを目指したいと思います。
 
9/15のWEリーグのゲームでは、セレッソが前半1-1、後半2-2と2度追いつきましたが、ベレーザが85分に菅野奏音選手のヘディングで2-3と接戦を制しました。
今回のブログは、セレッソ大阪ヤンマーレディースの松田岳夫監督の中継でのインタビューにて、印象的だった言葉を引用して締めくくります。
 
「『これで良くやった』と言っていたら、次はないので――」

松下 翔
2025年10月08日 17:57

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