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6月12日受講生ブログ

今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
先週ではありませんが、2週間前にアナウンススクールを見学された方がいらっしゃいました。
講座見学に至るまでに、このブログも見られていたそうです。ありがとうございます。

さて、今回は、実況アナウンサーにとって大事なことの一つを、先週の講座とともに振り返りたいと思います。
中継の振り返りで、寺西先生からこんなアドバイスを頂戴しました。

「正解を求めすぎてはいませんか」

このアドバイスをいただいた状況は、自分が何を言えば良いかわからなくなった時、自分がどちらのことを言及しようか決めかねた時でした。
講座を終えてから、自身で改めて整理すると、その時の迷いにおける判断基準が正解を求めていたものだったと思います。

中継の振り返りで、サッカーのフリーキックをこれから蹴ろうというシーンがありました。
ボールのそばには、A選手とB選手。どちらが蹴るかはまだわかりません。

「正解を求めすぎてはいないか」
これは、正しいことを言うな、ではありません。

ここで正解を求めすぎると、2人の選手のうち、どちらが蹴るかを的中させることが目的になります。
これがクイズ番組でしたら、何も問題ありませんが、スポーツ中継であれば話は別です。
ゴールになるのか、ならないのか、という攻防をどう伝えるか。
そこには、エンターテインメントとしての見どころ、面白さをどう見つけるか、伝えるかという視点も必要です。
蹴る選手(蹴る選手の情報も含めて)は、攻防の見どころの一つであって、最終目的ではありません。
もちろん、蹴る瞬間や蹴った後は、キッカーの名前を正しく伝える必要はありますが。

正解がわからないという状況は、迷いを感じられて、判断基準が揺らぐかもしれません。
そんな迷ってしまった時でも、エンターテインメントの仕事に携わる興味や好奇心が、
実況中に何をすべきかの判断を導いてくれるのではないかと思いました。

実況アナウンサーに求められることの一つに、興味・好奇心があるのではないでしょうか!
日ごろからの見方をより意識したいと思います。

松下 翔
2025年06月20日 00:12

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