5月15日受講生ブログ
忙しいと私の机上には山ができます。資料の山、選手名鑑の山、ノートの山。調べたい時に手の届く範囲に物がいてほしいので、PCの周りは正に山脈でした。漸く先週末にお仕事がひと段落ついたので片付けを始めたのですが、ここで問題が発生します。いつの時代の資料なのかわからないのです。チームごとに資料はまとめているものの、2023年の資料なのかはたまた2024年なのか、一目で判断できないのです。仕方がないので、在籍選手を確認し、見出しをつけながら整理を行いました。
今週の講座で試合のハイライトを確認していた時に「クレジットづけをする」と指摘がありました。ハイライトでのクレジットづけは「何分のどのシーンなのか」を最初に入れ前提条件を明示します。何が起こるか分かっていることで、スムーズに視聴でき、またシーンの切り替わりも明確化できます。
「クレジットづけ」が有効なのはハイライトだけではありません。実況内では、「Aチームのスローインです」「ファウルがあり、Bチームのフリーキックから試合が再開します」などのクレジットをつけられます。どんなプレーがあってどうなったのか、の情報の整理ができます。
これはインタビューでも活用できます。例えば質問の頭付で「フェイントで上手くDFをかわしてのゴールでした」とします。すると大まかにゴールシーンを振り返ってもらうだけでなく「フェイントが素晴らしいゴール」とプレーが引き立たち、しかも「特にフェイントのシーンについて聞きたい」と聞きたい箇所を絞れます。
他にもわかりやすいクレジットの例ですと「キャッチフレーズ」でしょうか。「サイドのスピードスター」とのキャッチフレーズを聞けば、「サイドを主戦場にしている足の速い選手である」と選手の特徴が一発で分かるからです。
「クレジットづけ」は情報の整理にとても有効です。それだけでなく、使う場面によっては際立てて褒めたり、ポイントを絞ったりと色々と応用がききます。
普段何気なく資料に「2024年」と記入しているクレジットですが、こんなにも実況やインタビューに置き換えられるなんて。新鮮な驚きがあり、改めてクレジットの大切さを感じた講座でした。
2025年05月18日 21:31