ユウセイスポーツアナウンススクール|プロのスポーツアナウンサー養成・講師派遣

スポーツアナウンサー・タレントスキルアップ・アスリートなどの"本物"を目指す方へ!

ユウセイプランニング

HOMEブログページ ≫ 受講生ブログ 高知ユナイテッドSCー栃木シティを振り返って ≫

受講生ブログ 高知ユナイテッドSCー栃木シティを振り返って

今週も受講生ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
 
今回は自身が担当した試合について振り返っていこうと思います。
先日実況を担当した高知ユナイテッドSC対栃木シティ戦で、栃木シティ・田中パウロ淳一選手のゴールシーン動画がJリーグ公式Xのアカウントで取り上げられると、4月16日18時20分現在で1.6万もの「いいね」がつき、211.7万回表示と大きな反響がありました。
 
こぼれ球をボレーで完璧にミートして決めたスーパーゴール。
パウロ選手の技術の高さが生んだゴラッソに加え、その後のゴールパフォーマンスが大変ユニークで見る人の興味をそそったというのも大きかったように思います。
 
その際の実況ですが、決まった直後すでにパフォーマンスを演じていたパウロ選手をカメラがとらえていたので第一声で「今日もえっほえっほ飛び出した!」という言葉が出ていました。
本来ゴールが決まった直後は得点者を伝えた後すぐ「栃木シティ追加点」や「26分、0-2」と今の状況やスコアを優先して伝えるべきところです。
ただ今回に関しては事前にパウロ選手がこういったパフォーマンスを必ず入れてくるだろうと考え準備していたこともあり、普段とは違いこういった選択に至ったように思います。
 
レッスンでは実況のフィードバックの中で「Choice(選択)」がテーマになることが度々あります。
どのシーンでどんな話をするか、その選択によって視聴者の試合に対する興味の度合いが大きく変わるためとても重要な要素です。
 
今回のゴールシーンを振り返るに、パフォーマンスに対し即座に反応できた点はいい選択ができたように思う反面、あのシュートの凄さにもっと触れるべきだったという反省もあります。
また試合全体を通して見直してみても、情報を必要以上に入れるあまり描写が疎かになってしまっている点も見受けられました。
 
今伝えるべきことは何か。またどのくらいの分量で伝えるべきか。
より良い「Choice」ができるように精進してまいります。
 
 
菅江 隆一
2025年04月16日 22:16

有限会社ユウセイプランニング
ユウセイスポーツアナウンス講座
大阪教室

〒530-0047
大阪市北区西天満5-4-13
ユリスト西天満503
会社概要はこちら
特定商取引法に関する表示

モバイルサイト

有限会社ユウセイプランニングスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら