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1月9日受講生ブログ

先日、全日本U-18女子サッカー選手権大会の実況を担当させていただきました。自分にとっては約1年ぶりの解説ありの実況となります。実況を担当するにあたって、「地図をつくる」という準備を行いました。
 
今回、実況を行う上で留意した点の一つが「構成」です。解説者がいる中で、どのように質問をし、どのように話を広げていくか。中継全体として何を伝えたいのか、これらが構成にあたります。この構成を意識する中で不安に感じていたのが「解説者とのやり取り」でした。解説付きの実況は久しぶりで、経験も少なかったため、上手く質問できるか、解説者の答えの主旨を捉えて返答できるかが心配でした。
 
そのような悩みを講座で相談をしたところ、アドバイスとしていただいたのが「地図をつくる」という言葉です。事前準備として選手情報やデータを集めることは行っていましたが、解説者がいる場合はそこに加えて、質問を事前に考えておくことが重要だと学びました。自分の中継のテーマとして、「U-18世代の選手やその親が見て、一つでも学びのある内容にしたい」と考えていたため、そのテーマに沿った質問や内容をどう構築するかを考えました。
解説者と事前にお会いした際に伺った戦術の話が非常に興味深かったので、戦術に関する質問をしたい。続いてその考えを質問に落とし込んでいきます。具体的には、育成年代の選手たちはどのように戦術を理解していくのか、またその理解を深めるために何に取り組むべきかを聞きたいと考えました。自分の実況テーマを起点に、さまざまな方向で質問を考え、情報を集めていくことで、それが「地図」となり、中継中にもテーマに沿って自然に導いてくれることに気づきました。
 
今回得た「地図をつくる」という考え方を、今後の実況にも活かしていきたいと思います。
 
 
2025年01月17日 21:42

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