11月21日受講生ブログ
今回は、去る11/21午前に行われた、「三機サービス杯甲子園大会全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦」配信中継のことを記します。午後には「第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会・決勝戦」も行われ、この日は“聖地”でプレーができる準硬式野球の、まさに晴れの一日。この日は朝から天気も快晴、“浜風”も穏やかな野球日和の下試合が始まりました。解説は、大学準硬式出身で、現在は独立リーグ球団の代表を務める方。試合前の取材から大変親身に接してくださり、前取材のきっかけも作ってくださいました。試合中もご自身のご人脈や前日取材のことをうまく織り交ぜてお話しくださり、本当に感謝です。
さぁしかし実況のこちらは試合が始まる前からバタバタ。配信開始のおよそ15分前に2分程度音声チェック。その際に場内にもスタメンが発表されましたが、思えばメンバー表などは一切無く…。また事前にスコアラー等も居ないと聞いていたので、スコアシートや守備の布陣を確認できる表に名前を記入しよう…と始めるのですが、意外と手間取り…なんと書き切る間もなく配信開始…。試合も当初の時刻より早く始まり、少人数の現場だからこそこちらがもっと先を読んで段取りせねば、そして最低限必要なものをもっと絞り込まなければ、と反省…。
とはいえ今ある武器(丸腰に近いですが…)で実況に臨みます。試合中はもう記録を取ることは諦め、プレー・解説とのやり取りに集中。手元のモニターは日差しとの兼ね合いで何とか確認できる程度。目の前のプレーと場内のスコアボード(これも目視ではギリギリ見えない…)を頼りに、自分でもわかりますが明らかにいつもより覚束ない実況に…。
そして回の途中には、大会スポンサーの方(急遽でした)や大会学生プロジェクト委員、そして甲子園大会プロジェクトリーダー(自身も準硬出身で現コーチ)の方がゲストで登場。プレーを追うこととの兼ね合いは難しく、自分でも決して納得いくものではなかったですが、特に準硬式野球の大きな特徴の一つでもある「学生主体」に基づき、特に学生がゲストの際はその方々のお話に、より大きなスポットを当てて展開していきました(これに関しては講座内でも参加者からの意見を頂戴しました)。
「学生主体」実は今大会の参加者は自薦+他薦の参加希望書を作成し、その中で学業成績やリーグの成績なども加味され決まります。その選考基準を作成・選手選定にも学生が関わります。スコアラーやボールパーソン・審判に至るまで、監督・コーチ以外はほぼ全て学生で行われているといっても過言ではないのです。プレイヤーも軟式出身から高校時バリバリの甲子園出場選手・ケガで燃焼できなかった選手、さらに大学では医歯薬学部の選手、ロケットや細胞の研究、野球に携わりたいとトレーナーや教職へ向けて頑張る選手、様々な人生のプロセスを歩む選手たちが、同じ甲子園の舞台で躍動しているのです。少しでもそうした選手たちが野球を楽しみ、そして輝ける場が準硬式野球!という関わる皆さんの思いを私が放送に乗せることができたのか。色んな思いが今も去来しますが、およそ2時間半あっという間に試合は終わりました。ちなみに途中、一度に7人の選手が変わり、その場のスタッフ含め全員お手上げになったのはここだけの話です…。
初の現場でしたが、こと野球中継においても本当に各現場で様々な違いがある、その中で自分がしっかりお届けできるような準備・対応力。そして何より一番お届けしたい部分⇒その試合や大会のテーマをしっかりブレずに持っておく。大切なことを学ばせていただきました。
三宅 秀一郎
2024年12月02日 17:20