10月3日受講生ブログ
フリーアナウンサーの住谷綾香です。
Jリーグもシーズン最終盤
W Eリーグも開幕し、直近ではBリーグも新シーズンが始まりました。
スポーツの秋、ユウセイの先輩方も中継に向けて日々取り組まれています。
講座では、サッカー実況・インタビューについてのフィードバックが行われました。
その中で印象的だったのは実況の際の「選手の認識の仕方」です。
サッカーはピッチ上で22人の選手が縦横無尽に走り回ります。
更に、身体の角度によっては背番号が見えないことも多々あります。
そのため、スパイクの色・髪型・走り方・ボールの持ち方・セットプレーの際のポジショニングなど、複数の要素で選手を認識しておく必要があります。
このお話から、以前の講座で教えていただいた「集中」と「全体」の使い分けについて思い出しました。
ボールホルダー(ボールを持っている選手)にのみ集中していると、パスの受け手の選手やゴール前で待っている選手などに反応することが難しくなります。
ボールホルダー(集中)と、ピッチの選手立ち位置(全体)の視点を使い分けること。
また、時系列で言えば今ピッチで起こっていること(集中)、試合の背景、例えば勝利すると○連勝や、何試合ぶりの勝利など(全体)の両方の視点を意識することが必要なのだと改めて感じました。
私自身、W Eリーグの実況では選手の体格差が少ないため最初の時期には選手の判別が難しいので、複数の要素を確認しながら、丁寧な放送を心がけようと改めて感じました。
2024年10月09日 18:58