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焦った時の対処法

人間誰しも思いがけない出来事に遭遇し、慌ててしまった経験があると思います。
今週の講座では、そのような時にどう対処していくか改めて考えました。

サッカー中継では試合後にもインタビューを行います。試合が終わり次第、ヒーローインタビュー、両監督インタビューと続いていくためあまり質問内容を考え込む時間はありません。またVARが導入されアディショナルタイムが長くなった昨今では、アディショナルタイムで試合展開が変わると言ったことも少なくありません。そうなるともう大変です。質問内容が一変してしまいます。勝敗は勿論のこと、ヒーローインタビューの対象者が変更になるため、大きく内容を変更せざるをえません。
講座内でも「担当した試合で外的要因から焦りが生まれ事前に考えていたことが聞けずじまいだった」という反省点がありました。焦りは自分の中から生まれる内的要因だけでなく、中継という他の方々との共同作業である以上どれだけ準備をしていても外的要因によっても生まれる場合があります。

では、焦りが生まれてしまう場面でどうするのか。今回は試合終了間際に決勝ゴールが生まれたとします。
一つは必ずメモを見ること。
これも良く忘れてしまうのですが焦っている時こそ準備してきたことが役立ちます。試合展開によってどのような質問をするのか。新たにヒーローインタビューの対象となった選手はどんな選手で何を聞くのか。これだけでも質問はいくつも考えられます。
二つ目は試合展開が変わる前までに考えていた質問をいかすこと。
試合前の監督インタビューで話されていたことの答え合わせや、複数得点が取れたことなど、試合展開が変化しても質問内容が変わらないものもあります。それに関してはそのまま活用することで、新たな質問を考える必要がなくなり焦りが軽減されます。

人間なので状況いかんでは焦りが出てしまうものです。ですがそんな時こそ事前準備が役立ちます。焦ったときに助けてくれるのは自分自身であることを念頭に置きつつ準備に精を出したいと思いました。そして、実際に焦る場面に出くわした時には「急がば回れ」という言葉通り、焦った時こそ思考に余裕を持たせるためにメモを見るなどの行動をとっていき洩れなくポイントを押さえたインタビューができるよう取り組んでいきます。
2024年07月19日 23:01

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