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「ミス」と「できないこと」の差

今回、試合後のインタビューにおいて「質問の幅の少なさ」が課題となりました。それを踏まえて挑んだ週末。結果としては課題クリアならずでした。

では、どうしてそうなったのか。その過程を考える中で一つ思ったのは「ミスとできなかったことは違う」という事です。
本番が終わった後、また学生さんならテストが終わった際に「ミスしたな」と思ったことはあるでしょう。ですが、それは「ミス」だったのか「できなかった」のかどちらでしょうか。「ミス」は今まで出来ていたことが出来なかった。今回ですと、時間を気にするあまり早口になってしまったことです。これは以前は改善されており今回は再び同じように失敗してしまったのでミスです。
対して「できなかったこと」。こちらは質問の幅を持たせようと思っていたけれど、実際は今日の試合の話ばかりになってしまったことです。これは以前からできておらず今回新たに取り組み、その上でできなかったことです。
ミスの場合は現行の対処法よりも更に注意深く対処したり、対処法をブラッシュアップすることで改善が見込まれます。ですが「できなかったこと」はまず「できるようにすること」が前提となってきます。
今回の「できなかったこと」は質問の幅が少なかったことです。では、どうすれば「できる」ようになるのでしょうか。
まず、どのような内容が「幅」になるのかまずピックアップしていきます。選手・監督自身の経歴に紐づく内容。これからの未来に関すること。その人のサッカー観が引き出される物など考えられるものは沢山あります。
そしてそれらを引き出せるような想定問答を考えていきます。特に監督は準備が行いやすいように思います。勝敗如何、複数得点などのパターンを想定します。前もって今日の試合内容だけでなく、他にも聞けそうなトピックスを具体的に書き出します。そして、実際にインタビューを組み立てる段階で使えるようにしておきます。また、監督によってよくある返答があればそれが来た際にはどう切り返すのかも想定しておきます。
そして現場で準備したものの中から質問を選択し、当日の試合内容も含めて組み立てていきます。

今回は準備段階で足りていない部分が多くありました。また、インタビューにおいても実況においても反省するときに「失敗したな」という振り返りをしていました。それが「ミス」と「できないこと」に細分化していくことでより明確な対処方法を考えられるようになりました。
まだまだ「ミス」も「できないこと」もありますが、「ミス」は無くし、「できないこと」は「できること」にして行けるように努めていきます。
2024年07月03日 22:23

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