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6月13日受講生ブログ


パリオリンピックまであと1か月と少しとなりました。それに伴い予選や強化試合など様々な競技のテレビ放映も行われています。スポーツ好きの方なら、テレビで流れているだけでなんとなく見てしまう、なんてことも多いのではないでしょうか。ただ、普段観戦していない競技ですと、ルールが分からなかったり選手がわからなかったりすることも多いと思います。かく言う私もなんとなくバレーボールを見ているのですが、得点シーンが素晴らしいのは分かりますが、そのプレーがどうして凄いのか、今のプレーの流れの良い部分が理解できず頭を捻ることもありました。

その時に改めて感じたのが「試合の中での情報」です。
今週の講座ではサッカーのリポートの振り返りを行いました。国内サッカーでは現在リーグ戦では試合中のリポートはありませんが、天皇杯及びカップ戦であれば試合中にリポートが入ります。リポートでは選手交代だけでなく、監督がどの様な指示を出しているのか。事前取材ではどの様なコメントがあったのか。試合状況に適した内容を入れていきます。
この「情報」が重要な鍵となるのです。
例えば実況解説が今日の試合について話しています。内容としては「前半はサイドからの攻撃が主だったが、後半に入り中央からの攻撃が増えてきた」とのこと。リポートでこの話題を裏付けられれば、より説得力は増します。「後半に入る前に監督から中央、ボランチの選手に長く指示が出ていました」と言った話題も一つですし、「相手チームはそれを受けて中のディフェンスをより厳しくするように監督から指示が出ました」など反対に相手チームを動きを入れることも一つのやり方です。
その情報を入れることでどうなるのかが大切なのです。実況解説の話題の裏付けになったり、話題が広がったりする。そうすることでプレーは点ではなく線で繋がっている、プレーの意図が理解でき、視聴者が競技をより楽しめる中継になっていきます。

情報というのはあるに越したことはありません。ですが、限られた時間の中では煩雑であってはならないことです。コアなファン層だけでなく、来るオリンピックをきっかけに裾野を広げていく為にも、試合中の情報の必要性を今一度確認した講座でした。
2024年06月19日 12:48

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