9月14日受講生ブログ
今週も受講生ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 関西各地で歓喜の声があがった、先週9月14日、私はリモートにてアナウンススクールに出席しました。 最初は、サッカー中継における実況の振り返りがありました。 今後に向けては、「今後は何を加えていくのか」「1つでもできることを増やしていこう」という考え方のアドバイスがありました。 その受講者さんは、「線でつながる実況」を目標にされています。 実況の中で、「事前に種をまいて、回収したい・・・」と今後の課題を話しています。 講座の中では、得点王争いをしている選手がいたことを例に、 事前に整理した情報を言うことは、見ている人にも注目点が明確になるだけでなく、実際にゴールが生まれた時には実況者もスムーズに言及(実況)できる、という話がありました。 さらに、プラスαの面について(何を加えていくのか、について)、事前の準備だけが“種”になるのではなくて、試合の中でも見つけられるという提示がありました。 今回のケースでは、中継を見ている数分間で、カウンターアタックの動きが確認されていて、実際にカウンターから得点が生まれました。 なので、「カウンターを狙っている」という提起が“種まき“になり、ゴールで回収される具合です。 今回は試合中でのカウンターアタックの動きでしたが、その他にも試合中には様々な注目点になりうるシーンがあります。 そこで「どこに気づけば、良いだろうか?」というのが次のステップになりました。 これを聞いていて、「おや?」と感じていたのは私でした。 「普段よりも事前情報を調べに調べて準備万端!」のはずが、実況では余裕がなく、 「普段よりも準備の絶対的な量は少ないが、重要な情報を最優先で整理した」実況の方が余裕を持っていた、 という心理状態を直近で感じていたからです。 「実際の競技中で気づくための受け入れ体制を作るのも一つの準備ではないか?」と思い、 「気づき」を増やすための実況準備のバランスも考えたいと、フィードバックを発表した先週の講座でした。松下 翔
2023年09月20日 11:43