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6月15日受講生ブログ

今週も受講生ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 先日6/10、Jリーグに次ぐアマチュア最高峰のリーグである日本フットボールリーグ・JFLのサッカー実況(レイラック滋賀FCvsFCマルヤス岡崎)をレイラック滋賀公式Youtubeチャンネルにて担当いたしました。 厚く感謝申し上げます。 6/15の講座では、サッカー実況デビューとなったその映像を見ていただき、フィードバックを頂戴しました。 これでスポーツ中継において実況で携わることができた競技は、野球・バスケットボール・競馬そしてサッカーと数が1つ増えました。 講座でのフィードバックで、良かったよと言ってもらった点は、これまでの中継の経験が活かされてのものだと思います。 一方で、他の競技のアプローチを参考にすることとそのまま持ち込むことは違うことで、 デビュー前、サッカー実況の練習を始めた頃、「キック」という表現を用いた時の話を書きます。 野球、バスケットボール、競馬ではキックというシーンはありませんから、私自身も何のためらいもなくキックという言葉“だけ”でその描写を完結したのです。 しかし、サッカーのプレーのほとんどは足を使ったプレーがほとんどなのです。 「パスなのか、クロスなのか、シュートなのか、右足なのか、左足なのか・・・、細かい描写を加えていこう」 という指導がありました。 言われると当たり前ではあるのですが、 その違和感があることに自分自身が気づいているのかそうでないのか、基礎を固める上で学んだことの一つです。 それから、サッカー実況にトライする上で「自分への向き合い方」も勉強になりました。 講座内ではサッカー実況・経験豊富な受講生も多く、ハイレベルな話も活発に行われています。 こういう話を聞いていると、いきなりもう何から何まで完璧な実況を追い求めてしまいますが、 寺西先生、受講生のみなさんのアドバイスのおかげで、他人と比較することなく、自分がゴールとすべき目標を決めて進めることができたと思います。 3段4段飛ばしで階段を上る(もはや崖を登ることに近いかもしれません)のと、1段、また1段とステップを踏んでいくのとでは、途中の負担も最終的な結果にも大きな違いが生じるでしょう。 さて、私がサッカー実況をしたその夜、同じ講座で勉強している方が別の現場で初仕事を終えたとの一報を受けました。 本番前は自分の実況する試合のことで頭が一杯でしたが、その方へのお祝いの言葉を考えていると初心に帰る気持ちに変わっていました。 今はありがたいことに、次のゲーム・次の現場があります。 自分にとって適切なハードルを課して、トライを続けます。

 

松下 翔

2023年06月20日 18:07

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