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10月27日受講生ブログ

少し前のことになり恐縮ですが、この日は私が、その前日26日に担当したバスケットボール・B2の試合を見てもらい、指導・鞭撻頂きました。
今、手元のメモを見直しても幾つか改善点・気づいた点が書いてあります。
その中でも印象に残っているのが2点。
①    言葉数を減らす⇒プレーにしっかり合わせる
これは今私が実況に限らず、様々なところで直面している問題でもあります。今回このバスケ実況においては、一連のプレーをなるべく詳しく言おうとするあまり、一番大事なシーンで言葉がフィットしない(遅れる)という事象がありました。やはりダンクや3ポイントシュートが決まる瞬間は実況の言葉は合わせたいもの(あえてプレー音を聞かせるというのもありますが)。映像付き(TV実況)はなおさらです。目と耳の乖離は映像付きでこそ目立ってしまいます。普段私はラジオで実況していることもあり、言葉数の多さの癖はありました。これを上手く映像仕様に変える、映像無しと映像付きの実況の切り替えが課題となりました。

②    ここまでのチーム背景を、逐一伝える
よほど試合の終盤でもない限りは、それなりの頻度で入れても良いとの指摘を受けた点です。片方のチームが「大型連敗中」だったこともあり、無意識に加減していたのかもしれません。ですが、試合を最初から見ている方ばかりではありません。逐一両チームがここまでどのような戦いぶり、戦績、戦況なのか。また昨シーズンの戦績等も含め、今回の1戦へのストーリーを意識づけて、そして現在進行形の試合をより興味を持って観てもらうか。シンプルに言えば両チームが、そしてB2が、果てはバスケが盛り上がり好きになってもらえるか。そのための一助になることとして、結構基本的なことと思うのですが、抜けていたということで申し訳なく、次回より意識すべき点となりました。

繰り返しとなってしまいますが、上記した「チーム」を、「リーグ」を、「競技」を、盛り上げて好きになってもらう。その一助が我々の使命の一つです。
気障で当たり前のことではありますが、我々実況、そしてカメラさんやディレクターさんも含め皆さん「視聴者」を想って放送しています。
個人的に、使命を果たすことのできる域に達することができないもどかしさを、最近いろんなところで感じており、悔しい思いをすることもまた多くなってきましたが、乗り越えて、皆さんにはしっかりとしたものをお届けできるよう精進してまいります。
よろしくお願い致します。


三宅 秀一郎
 
2022年11月11日 14:52

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