5月26日受講生ブログ
今回のブログを担当させて頂く、フリーアナウンサーの住谷綾香です。
前回投稿を載せて頂いたのは、W Eリーグ実況デビューとなる試合を終えてすぐでした。
早いもので、2021-22シーズンのyogibo W Eリーグが幕を閉じました。
私はシーズン後半戦から、広島のホームゲームを5試合担当させて頂きました。
「新しい日本のキックオフ」として始まった、初の女子サッカープロリーグ。
選手や監督に試合前、話を伺う機会を頂いたのですが
試合を重ねるごとに取材の受け答えに慣れ、選手たちの表情も自信に満ちていきました。
取材の中で「プロであることの責任の重さ」が話題に上がりました。
サッカーを今頑張っている全ての人の目標にならなければいけない。
支えて頂いているサポーター・スポンサー・地域の方々・チームスタッフに結果で答えなければならない。
様々な重圧の中でプレーをしていることを改めて感じました。
そして、私自身「プロ」であることはどういうことかを考えさせられました。
アナウンサーの仕事には資格は要りません。
もちろんスキルは必要ですが、喋るだけなら誰にでもできます。
ユウセイプランニングの講座でプロであるために何が必要なのか、
プロとして実況するために、他の実況アナウンサーさんがどんなことを考えているのかを知ることができました。
W Eリーグ最終戦の実況を講座で見て頂いた際に、
試合に込められたストーリーをどう伝えるかについてフィードバックを頂きました。
広島×長野の試合、注目すべき話題がとても多い一戦でした。
広島は上野の得点ランキング上位争い。長野は池ヶ谷と八坂の現役ラストゲーム。
どの瞬間に、どの話をするか。実況のチョイスによって、中継がもっとドラマチックになるということを学ばせて頂きました。
また新しい答えが見つかるかもしれませんし、正解はないのかもしれませんが
選手たちが全てを出し尽くして戦う試合を、より面白く見ている方に届けるのが「プロ」である。と 講座で頂いたアドバイスや、課題を受けて感じ、
「選手たちの真剣な姿を精一杯伝えよう」と決意しました。
2021-22シーズン最終戦と共に、私の実況デビューシーズンも幕を閉じました。
サッカーが改めて好きになる、そんな日々をまた過ごせるように
これからも頑張りたいなぁと 改めて思いました。