4月21日受講生ブログ
受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
4月21日・ユウセイプランニングのTwitterに 「不測の事態が起こった時」についての動画がアップされていました。
アナウンサーという職種に限らず、予想もしていなかったことは時に起きます。
講座や現場で教わって、私が大事にしていることは、「できることにフォーカスする」ことです。
例えば、試合の進行が止まってしまった!
→試合の実況はできない。今できることを探します。 ・これまでの試合経過 ・今日の選手の成績 ・最近のチームの成績 ・今シーズンの選手の成績 など、できることは多くあるものです。 動画の中にあった、「過去や未来について事実をベースに伝える」は、できることにフォーカスする点でも合っていると思います。
さて、「できないこと」にフォーカスした場合は、打つ手がありません。
どうすることもできず、いたずらに時が過ぎるので、事態は悪化してしまいます。 無理に切り替えよう、切り替えようとするのではなく、注目する方向を変えて、自然に切り替わっていた、とするのが理想だと思っています。
同時に事故も防ぐことにもなっています。
起こらないことがベストなのですが、「何かを不意に思い出せなくなった」「見えなくなってしまった」ことが起きるのが人間です。 記憶があやふやになったこと、見えなくなったことに対して、懸命にどうにかしようとして、どうにかなる確率は高くないはずです。 むしろ、どうにかならなかった時は、取り返しのつかないことになります。
今一度、申し上げたいのは、「はじめから、諦める・妥協することではない」ということです。
まずは、自分の能力の最大限のパフォーマンスを目指します。 そして、万が一の際には、一生懸命さの向きを修正するということです。
アナウンススクールに入る前は、「とにかく、根性と能力で何とかなる」と思っていた私も、メンタル面のアプローチを受けて、現在の考えに至っています。
もちろんこれがベストな考え方だとは思っていません。 移りのスピードが激しい昨今、今後の現場や講座のなかでより良いものにしたいと思っています。
松下 翔
2022年04月28日 13:28