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2月17日受講生ブログ

受講生ブログをご覧下さいましてありがとうございます。 松下翔です。 先日2月20日(日)、毎週出演しているラジオ大阪(AM1314kHz FM91.9MHz)「OBCドラマティック競馬」にて、阪神競馬場のメインレースの実況をはじめて担当いたしました。 ちなみにこの実況は、ラジオ日本を通して関東エリアにも流れました。

 

メインレースだから、と言うわけではなく、どのレースでもお伝えすべきものはしっかりとお伝えするのが第一ですが、 やはりメイン時間帯での実況を担当することは光栄なことです。

 

今回、メイン・大和ステークスを実況するにあたり、整理の仕方に意識していました。

 

まず、睡眠。 睡眠不足は判断力が低下します。 区切りの時間で就寝し、準備の進捗状況は考えずに布団に入りました。 スポーツ実況の準備は調べれば調べるほど際限がありませんから、「これで良いのだ!これで終わりにしよう」と時間が来た時で強制的に区切りをつけました。

 

もう一つは、準備したことに対して明確に優先順位をつけました。 実況資料では、 ・本番に使う用 ・アクシデントが発生し、時間つなぎが生じた時に使う用(本番用の下書きを転用) 2つのものを用意しました

 

情報を言うことが実況本来の目的を超えてしまっては意味がありません。 あれもこれもと持ち込むより、必要最低限のものに集中することにしました。

 

情報量が多いと、覚え切れていないことは結果として不安につながります。 この本番前の不安は、エネルギー消費につながります。 今回はそれを意識的にシャットアウトし、「これで大丈夫なのだ」と余計なことを考えずに放送に臨めたようです。

 

改めて聞き直すと、反省点はいろいろとあります。 例えば、1分10秒前後の短距離戦のため、道中の実況は走りすぎた感じはありました。

 

それでも600メートルの通過タイム(35秒前後)を言う前に、全16頭を紹介できたことは集中の結果ではないかと思います(出走メンバーが馴染みのある馬であることを考慮しても)。

 

また競馬に限らず、次の本番に向け、良いところもそうでないところも振り返る。 良かった点については、次回も再現ができるかどうか。 手前味噌となり恐縮ですが、再現性の観点から、今回の実況にあたり行動を書き出してみました。 本番前の「不安」を「期待」に変えることが、今後の大きなテーマとなりそうです。

 

松下 翔

2022年02月24日 22:49

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