10月14日受講生ブログ
皆さん、よいお年を!というのは気が早いですね。先週の受講生ブログでシーズン開幕、明けましておめでとうございます。というお話をされていましたが、先日プレナスなでしこリーグが閉幕いたしました。
今年は、昨年に引き続きスタジアムMCを。そして、実況も1試合担当させて頂きました。
本当になでしこリーグに成長させていただいていると実感します。
スタジアムMCでは、今年からチームの計らいでハーフタイムイベントと、試合終了後のセレモニーを担当いたしました。ハーフタイムイベントでは、選手とグッズ紹介をしたり、下部組織の方と宣伝をしたり。時にはサポーターの方に手伝っていただき応援練習も行いました。セレモニーでは授賞式と、監督・選手インタビューを行いました。
正直、最初は戸惑いが大きかったです。ただ、やってみて思うことは、本当に得難い経験をさせてもらったということです。
例えばハーフタイムイベントの打ち合わせを相手と限られた時間の中でする難しさ。どうすれば相手の負担を減らし、自然体の姿を視聴者に届けることが出来るか。それでいてイベント進行を滞りなく漏れなく確実にできるか。
イベントを不備なく行うことは最低限として、自チームのサポーターの方だけでなく、折角来場して下さっているアウェイチームのサポーターにも楽しんでもらいたい。
そして、試合終了後のセレモニーにて行われるインタビュー。こちらはサポーターの目の前で監督・選手の姿を見てもらえる数少ない機会です。折角の機会だからこそ監督・選手本人の思いを引き出し、その魅力をもっとサポーターに伝えたいとも考えました。
喋るだけが仕事ではない。準備、打ち合わせ、人とのやり取りの大切さ、天候や時勢に左右された時の臨機応変さ。多くの事象を経験し一人のスタジアムMCとしてだけでなく、人間としての経験値も上がりました。
シーズンを通して考えれば乗り切った、という充足感もありますが、それよりも悔しさが勝ります。
一つ一つの試合が「その日しかない試合」である以上、経験不足や実力不足は所詮言い訳にしかならないからです。それに付けて、上記で「したい」という言葉が多く出てきた通り、理想が高く、やりたいことが多すぎて出来なかったことが目に付くのかもしれません。
チームは開幕戦4-0で敗れた相手に対し、最終戦で当たり1-2と負けはしたものの得点もでき失点も減りました。これはチームの一年間の成長が目に見える形で結果として出たとも考えられます。本当に嬉しく思います。なんだったら、最終戦で得点が決まった後に嬉しくてちょっと涙目でした。
一方で、自分のしてきた一年間の結果は目に見えるものではないです。それでも何かしら成長できていれば、チームの手助けができていればと切に願います。
2021年10月21日 22:21