9月9日受講生ブログ
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
先週のオンラインスクールは、また新しく見学される方がいらっしゃいました。
出席者全員の顔を確認するとなると、3×3で画面いっぱいに表示され、なかなか壮観でした。
前回(9月2日)は、座学にて実況に関する理論を学びましたが、9月9日は実践編。
オンラインで3グループに分けて、まず感覚トークです。見学の方にも体験していただきました。
ウェブ会議システムではこんなことも容易にできるとは、コロナ禍以前では想像もしていませんでした。
私は見学者さんと一緒に感覚トークを行いましたが、その方がたいへんお上手。
ご本人は当日から受講に至るまで非常に緊張をしているという内容から視覚、聴覚、体感覚へとつなげていましたが、とても緊張しているようには聞こえず、緊張していても明るく、楽しんで喋っているように思えたのが印象的でした。
私もたくさん勉強するところがありました。
一方、私は、考えながら喋っていることがそのまま聞いている人に伝わる箇所もあったようです。
感覚をたどっているうちに、そちらへ意識が大きく傾いてしまうケースです。
本番でも一定の音声クオリティを保つために、今後気をつけたいポイントだと思います。
他にも、感覚トークでは、間、スピード、思考の手順など、一つ一つの要素が本番と密接に結びついていることも痛感しました。
感覚トークの後は、サッカー実況・野球実況を行いました。
この日の実践メニューが終了し、寺西先生から「練習のための練習をしてはならない」と総括がありました。
「本番のための練習をする」とは、このアナウンススクールに長く通っている人は、何度も聞いた言葉です。
さて、今回の見学者さんは、7時30分のオンラインスクールにあわせて7時にアラームをセットし、準備万端整えて、見学にやってきたと、感覚トークで図らずも知ることになりました。
9人中ウェブ会議に一番遅く参じたのは、恥ずかしながらこの私でした。
オンラインは便利であり、手軽さもあります。だからこそ、教室の時よりも増して本番を意識する必要があります。
そんな当たり前のことを気づかせてもらったことに、感謝。
襟を正して、今週のアナウンススクールに出席いたします。
松下 翔