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8月5日アナウンススクール内容

今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
 
東京2020オリンピックが開催され、アスリートの活躍に毎日のように興奮していた方も多いのではないでしょうか。
例外なく私もその一人です。
好きなスポーツを楽しむだけでなく、今までなかなか中継を通してみることのなかったスポーツに触れることができる貴重な機会でもありました。
今大会では新競技のスケートボードや3人制バスケ、3X3の中継内で、解説の方と実況とのやり取りについても注目が集まりました。
競技の基本ルールやプレーの描写を実況が伝えながら、解説の方がストレートな言葉でアスリートのプレーを褒める。
そのやり取りを通して未知のスポーツに好感を持ったという人もいらっしゃるかと思います。
 
さておよそ1か月振りのレッスンとなった今回はまさにその解説の方とのやり取りという点が大きなポイントとなりました。
この日は受講生が担当した高校野球地方大会の実況を振り返るという内容で、私は今大会唯一解説の方と行った実況を見ていただきました。
そこで先生から頂いた指摘はもっと解説の方とのやり取りを増やすということでした。
中継を振り返ると、選手のデータだけでなく現状の課題や今後の展開まで自身で伝えようとしていたことが分かります。
今回ご一緒した解説の方は選手として大舞台を経験し、また高校野球の監督としても実績を残されていて、現在でも大学野球に携わってらっしゃる、いわば野球の専門家です。
専門家である解説の方のご意見をほとんど聞かず、自身の実況、野球観だけを頼りに進めてしまったことで、視聴者の方に伝えられたはずの見どころを逸し、選手のプレーについて本来もっと称賛されていたはずのものが盛り上げきることができませんでした。
 
以前のレッスンで満足させないといけない対象について視聴者、スポンサー、依頼者、そして解説者の4つがあり、それぞれの目線に立って伝えることが大事だということを学びました。
改めてその学びの大切さを痛感した次第です。
 
さて再びオリンピックに話は戻りますが今大会では一部種目でロボット実況が採用されています。
私も耳にしましたが思った以上に詳細で聞き取りやすい実況でした。
技術の進歩に感動をしつつも、自身の今の実況のままでは…と少し怖さも感じました。
今回のレッスンでは上記のようなAIに負けないために、スポーツ中継において人が人を伝える意義についてもアドバイスをいただきました。
それは相手(視聴者や解説)が求めていることに寄り添って共感し伝えること。
その中で自分が求めれられていることを理解すること。
 
今回のレッスンで課題となった解説の方とのやりとり。
様々な中継を見聞きして、「今実況はどんなことを考えてこの質問をしたのか」「今解説の方はなぜこの話をしたのか」などに思いを巡らせながら学んでまいります。
 
2021年08月12日 15:44

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