7月1日アナウンススクール内容
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。7月に入りいよいよ夏本番!と思いきや雨の日が多く、なかなかスッキリとはいかない日が続きます。全国高校野球選手権大会の予選が始まった県も多く、球児たちが全力を出し切れるよう無事に日程が進むことを願うばかりです。
さて今回のレッスンも野球実況の練習を軸に様々な学びを得ることができました。
教材に使われた試合では終盤まで同点の展開が続いた中で、最終回に先行のチームが大量得点を奪い試合が決まったというものでした。
最終回で何が原因でこういった展開になったと想像できるか、先生から質問が投げかけられます。
受講生は最終回の投手の状態を指摘しました。確かに普段は圧倒している快速球がこの日は粘られ、なかなか封じきれないという場面が多くありました。
それも正解としつつ、先生からは直前にあった後攻チームの攻撃を指摘されました。
後攻チームは最終回の直前の攻撃で先頭を出しながら、そのランナーをうまく進めることができず好機を逸したという嫌な流れができていました。
その流れのまま最終回に突入し、相手の攻撃に飲まれてしまったということでした。
どのスポーツにも必ず流れの変わり目が存在します。
結果によっていい方にも、悪い方にも転がるターニングポイントになるプレーをいかに見逃さず伝えられるか。
ただプレーを追うだけではなかなかその点には気づきにくくなります。
この辺りの気づきを少しでも多く得られるように、観る練習をする際に「このプレーは次にどう影響するか」と自分なりに想像しながら行おうと感じた次第です。
さてこの夏も高校野球の熱戦を伝える機会を与えていただきました。
二年ぶりに甲子園出場という目標がある中で行われる今大会。
今回の学びである「流れの変わり目」
プレーの一つ一つからポジティブな「流れの変わり目」を見つけ伝えていくことで、大きな目標をもって臨む球児たちの熱戦をより盛り上げていきたいと思います。
2021年07月09日 19:37