3月18日オンライングループレッスン
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。3月18日、オンラインで行われた今回のレッスンは受講生が実際に現場で実況した内容のフィードバックから、受講生が持ち寄った練習実況の確認、さらには先生が担当された実況の振り返りと多岐にわたりました。
そんな様々な学びがあった中で、「体験で終わらず経験にすること」いう先生からの言葉が最も印象に残りました。
この言葉が出てきたのは競馬実況を担当した受講生のフィードバック。
重賞と呼ばれるグレードの高いレース、さらに現在の競馬界でも指折りの人気馬が登場するというレースの実況を担当するとあって、レース時に感じた興奮の度合いはいかばかりか、想像に難くありません。
レースは人気薄の馬が一着という思いがけない結果となり、受講生も課題を感じた実況となりました。
その課題を今回のレッスン中に振り返っていたわけですが、そこで「体験で終わらず経験にすること」という先生からのアドバイスが登場します。
受講生は多くの競馬ファンが注目する大きなレースを体験しました。
おそらくですがそんなレースを担当できた達成感のようなものもあっただろうと想像します。
ただそこで満足することなくしっかりと課題を見つけてきたことが重要であり、今回のレースを経験として次に活かすことが必要だということを先生はお伝えされました。
さて自分自身のこれまでの仕事を振り返ってみると、体験で終わってしまったこと、体験で終わらず経験として課題を得られたこと、その両方がありました。
そこで気づいたこととして体験で終わり満足してしまった現場は短期で終わってしまい、経験として課題を発見できた現場はその後も長期的に継続できているということです。
今後、新しい現場でデビューを果たした際に、そこで満足するのではなく、しっかりと次に活かせる課題を発見できるように取り組んでいこうと感じた次第です。
菅江 隆一
2021年03月25日 11:05
