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2月25日オンライングループレッスン

「スポーツ実況の練習」と聞いて、みなさんはどんな練習を想像しますか?
 
おそらくですが多くの方が映像を見て実際の実況と同じように声を出す練習を想像されたのではないでしょうか。
もちろんそういった練習も必要なのですが、2月25日のオンラインレッスンでは今の自分にとって必要な練習はどういったものかを考える機会となりました。
 
今回のレッスンでは事前に録音したスポーツ実況練習の音声をその元となった映像と合わせて、先生や受講生の皆さんに見ていただきました。
みなさんからフィードバックを頂いた中で特に大きな反省点として上がったのは「そのスポーツに対する理解」でした。
 
今まで担当したことがないスポーツの実況を練習するにあたり、そのスポーツ独特の表現や用語などを自分なりに学んだつもりでした。
しかし理解が浅かったために用語やチーム名の表現を誤って使用した箇所が多く、これでは見ているファンの方に不安を与えかねないといった意見もいただきました。
 
では、そんな今の自分にとって必要な練習は何か。
先生からは「自分の練習した実況の文字起こし」を勧められました。
 
先輩の実況などを見聞きしマネをしたいなと思った表現を書き起こすことは度々行っていましたが、自身の実況を聞き直し反省することはあれど、それを文字に起こしたことはほとんどありませんでした。
しかし実際に文字起こしを行ってみると様々な発見がありました。
まず自分がどんな言葉を使ってどう間違ったのかがより鮮明になります。
さらにそのスポーツに対する現在の理解度を把握するだけでなく、自身の口癖など実況以外に課題と感じている点にも気づくことができました。
 
先生からは文字起こしに加えもう一つ「そのスポーツを好きになること」、そのために一流プレイヤーのダイジェスト映像を見ることを勧められました。
スポーツ実況の大事なポイントに視聴者との「共感」があります。
伝える側が心から「このプレーは凄いぞ」と感じ、それを言葉に乗せて届けることで見ている方も「うんうん凄いよね」と思わずうなってしまう。
そんな共感が目の前の一戦をより魅力的なものにしてくれます。
つまり伝える側がどういったプレーが凄いのかをそもそも把握していないと、この共感を生み出すことはできないのです。
一流プレイヤーのプレーにはそんな共感ポイントがたくさん詰め込まれています。
実際にダイジェストを見てみるとワクワクするようなシーンの連続で、練習ということを忘れてその映像にのめりこんでいました。
 
まずは先生から紹介いただいた練習を中心に取り組み、しっかりとそのスポーツに対する理解を深めたうえで、声を出す実況練習に活かしていきたいです。
 
2021年03月03日 22:19

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