12月17日オンライングループレッスン
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。今回のレッスンはオンラインで行われ、受講生が担当したリポートに対するフィードバック、また各受講生が来年の目標について発表するという内容でした。
リポートへのフィードバックの際に先生からポイントとして挙げられたワードが「ストーリー」でした。
５分間のリポートの中で起承転結を自分の中でしっかり持っておいて、ストーリーテラーとして結末へと導いていく。
まず今回の主役は誰（何）なのか、どんなことが起こるのか、そしてどう終わるのか。
ストーリー性は実況の現場にも通じます。
実況者として主役であるチームや選手たちを紹介し、プレーを正確に、時に感情を交えて、決着まで伝えきる。
先日そのストーリーを意識しておく必要性を痛感させられた機会がありました。
学生スポーツの決勝戦をお伝えした際、優勝校が決まった瞬間に何年ぶり何度目の優勝だったかをしっかり伝えることができず、やや遅れて伝えるような形となりました。
自分の中でどちらの学校に対しても優勝した際のコメントをちゃんと準備できていれば、より視聴者にとって満足のいく「結」をお届けできたように思います。
映像の内容を伝わりやすく魅力的なものとするために、事前のストーリー構成は大きく関わってくると学んだ出来事でした。
レッスンの後半に行った来年の目標発表についてですが、まず昨年に立てた目標で達成出来たことや課題を洗い出すことからスタートします。
そのうえで来年、その課題を克服し新たな目標を達成するため、具体的にどう行動するのかがポイントになります。
自身のことでお伝えしますと、二つの目標を設定しました。
一つ目に、昨年目標としていたプロバスケットボールの実況デビューを果たしたので、来年はレベルアップして解説の方がついている実況も担当することを目標としました。
そのために担当した試合を早期に振り返るのはもちろん、解説の方がついている放送を確認しコミュニケーションの取り方やプロの目線を学ぶこと、それを一週間の中でルーティーン化することを定めました。
そしてもう一つ、新たに担当できる競技を増やすことを目標に設定しました。
二つ目の目標に設定した競技に関しては一からの勉強になります。
どんな選手がいて、その選手はどんなプレーが得意なのか。
どんな戦術があって、どんな見どころがあるのか、それをどう伝えるのか。
全くの未知です。
まずはそのスポーツを自身が好きになること。
ハイライトや試合を見てそのスポーツの楽しさに触れるところからスタートしようと思います。
新しいことにチャレンジするのは勇気がいります。
二つ目の目標をみなさんに伝える際、自身でもかなり気合を入れて伝えたように思います。
声を振り絞って伝えた際に、先生をはじめ受講生のみなさんが応援してくださったことが本当にありがたく、なんとしてでも達成したいと感じました。
個人による日々の努力、そして受講生のみなさんとの切磋琢磨を通じて「昨年掲げた目標を達成できました」と来年の当ブログでお伝えできるように精進いたします！
菅江 隆一
2020年12月23日 22:42
