12月3日アナウンススクール内容
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
12月3日、オンラインでアナウンススクールが開かれました。
直前の12月2日には、Bリーグ B1第10節京都ハンナリーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズの実況を担当いたしました。
寺西先生、受講生のみなさんにこの中継を見ていただきました。
そのなかで、中継の映像と実況が話す内容が合っているか、フィードバックをいただきました。
野球で例えると、画面では投手が映っているのに、実況が打者の話をしていると噛み合わないという具合です。
ちなみにこれは、私が最初に高校野球実況を担当した時に現場でいただいたフィードバックの1つです。
印象が強くて、今でも覚えております。
基本中の基本ではありますが、これがしっかりとわかっていないと、
大きな見せ場において、より盛り上がるはずのシーンを前段階で見逃してしまうことも起こります。
(例:特定の選手が映像でアップに→次のプレーでその選手がビッグプレーを見せる)
映像では、何が捉えられているのか?
「若いうちに癖づけておきたい」というアドバイスは、全ての受講生の心に響いていたと思います。
あとは、映像が見えたからといって、映像の実況になって試合を分断しないようには気をつけたいところ。
これは「何を言うのか」という取捨選択の別の問題になりますが。
(詳しくは2017年11/9の受講生ブログをご覧ください)
2020年はBリーグ中継、競馬中継、高校野球中継と2019年よりも多くの、大きな経験をさせていただきました。
私事ですが、この12月3日で1つ年齢を重ねました。
これまでの経験を一つでも多く、プラスに変えていく。
「若い」領域からは遠ざかるだけに、やり残しがないよう危機感を持って取り組みます。
松下 翔