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11月26日アナウンススクール内容

今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回のレッスンはオンラインで行われ、受講生が担当した実況のフィードバックが中心となりました。
 
授業の最初に行われた実況のフィードバックでは解説の方が言っていることをどう受け止めて、やり取りしていくかが課題として上がりました。
非常に詳細な解説をされる方で、その内容のすべてを把握することができずうまく進行ができなかったと該当の実況を担当した受講生は振り返ります。
私も解説の方とやり取りをしながら「ん?今お話しされたことはどういうことなんだ」と焦ってしまい、必死で言葉を探した経験があり、自分のことのように聞いていました。
 
そこで先生からのアドバイスとして、すべてを理解しようとするのではなく解説の方が伝えられた内容を確認することが大事だと伝えられました。
解説の方から出てきた選手名、用語をなぞりながら、自分が疑問に感じたことを言葉にして確認することで相手の反応を得ることができます。
 
この確認の作業は今自分が主に担当している一人実況の現場にも活かせると考えます。
一人実況は解説の方がいない分、自分でプレーの内容や状況、今後の展開などを考える必要があります。
試合が膠着した際や作戦タイムの時間などに、どんなプレーがあったか、誰が得点をしたか、アシストをしたのは誰か、この試合がもつ意味は、などなど確認を入れることで、勝っているチームのアドバンテージ、劣勢のチームの課題などが伝えられるようになっていきます。
 
上述したメリットだけでなく「その場しのぎに当たり前のことを言ってしまう」という自身が抱えている課題の解決にもつながると考えます。
例えばバスケットボールのフリースロー。一投目を決めて二投目を投じる前に「ここも決めておきたい」といったような、「そりゃそうだろう」と思わずツッコミが入りそうな言葉で場をつないでしまうことがありました。
そんな中で点差や残り時間、選手の今日の状態などを確認することで二投目に意味を持たせることができ、視聴者にその重要性を理解していただき、より緊迫した状態でその瞬間を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
 
自身の担当した実況のフィードバック以外でもこのように活かせる部分は多岐にわたり、それはおそらく私だけでなく受講生全員が感じていることだと思います。
 
さてこの日初めて自身の実況練習を授業内で披露した受講生がいました。
練習の成果を見てほしいと言い出した瞬間、みなさんに見られている間の数分間、胸から心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしたのではないでしょうか。
実際、その受講生と同様の行動をとったとき、私はそうなりました。
その後のフィードバックの一つ一つに対し深くうなずき、時には天を仰ぎながらメモを取る姿を見て、この受講生に負けじと、もっとひたむきに日々の練習に取り組まなければと感じた次第です。
 
菅江 隆一
 
2020年12月02日 10:21

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