ユウセイスポーツアナウンススクール|プロのスポーツアナウンサー養成・講師派遣

スポーツアナウンサー・タレントスキルアップ・アスリートなどの"本物"を目指す方へ!

ユウセイプランニング

HOMEブログページ ≫ 10月15日アナウンススクール内容 ≫

10月15日アナウンススクール内容

 バスケットボールを始めとした室内競技のシーズンを迎え、ひしひしと冬の足音を感じます。皆さんが季節の移り変わりを感じる時はどのような瞬間でしょうか。

 

  前述のとおり、バスケットボールの国内リーグ・Bリーグが開幕しました。それと時をほぼ同じくして実況デビューをされた方がいらっしゃいます。めでたい事です。

 でも実際に実況をするとなると、どのような練習をすればいいのでしょうか。また、実況解説の役割を改めて考えるきっかけになる講座でした。

 

 実況、と一口に言ってもその業務内容は多岐に渡りますよね。最初は試合中の選手を追うだけでも大変です。バスケットボールですと、とても展開の速いスポーツです。到底素人目には全ての選手の動きを目で追いきることは出来ません。ですが実況ではどの選手がどんなプレーをしたかを伝えなければなりません。

 

 では、どうするか。

 

 まずは、目で追うこと。分からなければ後から確認すること。これが大切になってきます。これにより、選手の動きを徐々に追えるようになり、その選手のプレーも徐々に記憶に蓄積されていきます。

 

 そしてプレーを伝える点では、現象と理由からどうしてそうなったのかを言及することが大切になります。

 まずは、ポジティブな視点を持つこと。そうすると、決定的に点差が開いていようとも、現状を打破する要因を見つけ出し負けているチームのファンにも「今後起こりうる展開」としてポジティブに伝えることができます。「現状はDF面で弱いがここを修正できれば逆転のチャンスがある」などです。

 また、勝っているチームのストロングポイントとしても伝えることができます。「攻撃が良いのでこのまま維持したい」という視点を持つことが出来ます。

 

 現象と理由を考えることで疑問が生まれ、そこから解説者さんとの会話も生まれるのかなと個人的には考えています。

 一視聴者としても、プロスポーツの戦術は非常に難しいです。解説さんのお話を聞くことでようやくプレーの意図を理解することができます。そして、プレーの意図が分かればより試合観戦が面白くなります。

 

「プレーを見返したくなる実況」

 今回の講座の中で実況さんの練習や役割、解説さんとのやり取りを改めて考えた時にこの言葉を思い出しました。

 

 選手の個人データやプレーを始めとした多くの情報を、実況解説で伝えて下さるからこその楽しみがあります。今後も試合の中だけで完結しない試合の面白さを伝えられるように努力していければと改めて感じました。

 

2020年10月29日 23:48

有限会社ユウセイプランニング
ユウセイスポーツアナウンス講座
大阪教室

〒530-0047
大阪市北区西天満5-4-13
ユリスト西天満503
会社概要はこちら
特定商取引法に関する表示

モバイルサイト

有限会社ユウセイプランニングスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら