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8月27日受講生ブログ

『物忠実やか』と言う言葉があります。

読みは「ものまめやか」で、意味は「実直、誠実であるさま」です。
私もこの記事を書くにあたり、初めて知りました。今回は仕事に対し事精神を忘れずにいようというお話です。

先日、サッカーの女子リーグの現場にスタジアムMCとして行かせていただきました。
無観客試合で、いつもとは異なる部分も多くある試合。アナウンス原稿も勿論常時とは違う部分があります。

そのような時ほど、より注意深く、より慎重にならなければいけません。しかし、振り返ると「本当にできていただろうか」と疑問に思ってしまうのです。

他にも、きちんと原稿は読めていたのか。不測の事態にも咄嗟に反応は出来ていたのか。当日の変更点にはうまく対応できていたのか。このように反省点はいくつも挙げられます。

ここしばらく、新しいことを習得する。出来ることを増やしていく。そういった焦りがありました。

ただそうではなく、今あるお仕事を大切にする。再び初心に帰るきっかけになりました。
現状、いただいているお仕事を完璧にこなせているわけではありません。まだまだ出来ることは多くあります。

『物忠実やか』と言う言葉通り、今はしっかりと手にある仕事を実直に、誠実にこなし、実力をつけていこうと思います。