6月25日アナウンススクール内容
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
タイトルにオンラインの文字がなくなったとおり、先週6月25日は3ヶ月ぶりに南森町の教室でのアナウンススクールでした。
アナウンサーの仕事の一つとも言える体調管理。
新型コロナウイルスを含めて、緊張感ある体調管理の日々はこれからも続きます。
さて、今回はオンライン上で限界に近かった実況練習のレッスンでした。
実況そのものにも発見がありましたが、振り返りの一つに「姿勢」がありました。
この日の教室では野球中継が映っているモニターの前に奥行き80cmほどの机がセットされていました。
その机に各受講生が椅子を持ってくるとまさに実況席ができあがりです。
イニングごとに受講生が実況練習を行い、番が私に回っていざ実況を、と声を出し始めてすぐ姿勢に対して指摘がありました。
我に返りますと、上半身はかなりの前屈み、両足も地にしっかり着いているとは言いがたく、椅子に座る位置も中央からずれていました。
自分でもこれだけ姿勢が崩れていることに衝撃でしたが、これらの姿勢を正して改めて練習に臨んだのでした。
先生からは「いま描写し終えたプレーの余韻すら与える間もなく、ひたすら次のこと・次のことを話そうとする傾向」のフィードバックがありました。
このソワソワとした実況も姿勢の影響の一つではないかと感じます。
本質以外のところが揺れると、実況といった肝心なところが揺れ動いてしまいます。
自分でメモをした字が小さすぎて、読むのに窮し、文字の丁寧さが発音の丁寧さにそのまま比例してしまった、かつての経験を思い出しました。
毎週の競馬中継における本番では、時間を確保することによって、意識的に正しい姿勢で臨んでいる私ですが、今回無意識の場面において足りない点をつかむことができました。
全身の様子はオンライン講座では確認することができません。
さっそくライブ講座ならではの学びがあった講座でした。
松下 翔