1月30日受講生ブログ
今週も受講生ブログをご覧いただきありがとうございます。
ふと日付を確認すると、もう2月になっていることが信じられません。
個人としては、激動の2020年1月を終えました。
お正月からBリーグ実況を、そしてラジオ大阪にて競馬実況デビューをいたしました。
その後は毎週日曜日の競馬中継に加えて、22日、29日の水曜日にはBリーグ実況も担当させていただきました。
1月30日に出席したアナウンススクールでは、「『経験』は他者が教えることのできないもの」と受講生にお話がありました。
どう臨み、どう行い、どう感じ、どう悩むか。本番・その前後も含めて、自分自身しか知り得ないことなのです。
今回Bリーグの実況を3試合実況させていただいたことについて、
「一時的な経験で終わるか、今後につながる経験となるかは、実況を行った本人の行動次第である」というお話もまた胸に刺さりました。
また今年に入ってからアナウンススクールでは、言葉を発するにあたって「生理」を整える話がありました。
たくさんの実況ができるということは、その分自分自身の管理も必要になります。
実況そのものの技術だけではなく、心身ともに整えることも重要だと思い知らされています。
1月では実況が終わるごとに、現場で中継に携わる方々から、またアナウンススクールでもフィードバックをいただき、
大きなパワーとなって次の実況へ臨むことができました。
・数字の扱い方
→資料は調べるだけではなく、どう使うか?までが大事であり、数字についても出せば出すほど良いというわけでもありません。
・中継の映像を意識しながら喋る
→リプレー映像が入る際などで、できれば話を調和させたい
昨年から改善したいと思っていたいくつかの点について、でき始めたのではないかと思います。
ただ、解説の方がスムーズに話すことができるために、実況者が明確に話をする点、
また29日は西地区の首位攻防戦でしたが、大一番らしさの熱を伝えきれなかった点、
「中継の映像を意識しながら喋る」についても、肝心なところを気づいていない箇所もあり、改善する点はたくさんあります。
この貴重な経験から、どれだけ次につながる点を探し、どうすればできるようになるかを考え、取り組めるか。
できている点も意図してできているのか、そうでないのかチェックも必要です。
1つ1つの経験のありがたさを感じ、経験値を多く取り出したいと思う、1月でした。
松下 翔