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1月16日アナウンススクール内容

今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

 

この日は受講生が担当した実況に対するフィードバックを中心に授業が進みました。実況を担当した受講生だけでなく、受講生全員でその内容に対する「気づき」を発表していくのですが、経験の浅い自分はなかなかその「気づき」に到達することができません。多くの実況を見て、聞いて、気になる言葉をノートにしたためる。そういった経験を日常的に積み、気づけるようにならなくてはと痛感した次第です。

 

さてフィードバックの中で「呼吸」がテーマとなりました。練習ではスムーズに読み上げられているのに、本番になると緊張感からか喋るペースが速くなり、呼吸をする間を作れずに窮屈な実況になってしまうというものです。
私も高校野球の実況を担当させていただいた際に必要以上にテンションを高めてしまい、常に力が入った実況になってしまいました。結果として喉への負担が大きくなり、試合終盤、本当に力を入れて実況しないといけないところで思い切った実況ができなかった悔しい思い出があります。
ではどうすればテンションを保てたのでしょうか。
それは「息の入れどころ」を定めることだと今回のレッスンで学びました。各種スポーツには一連の決まった流れがあります。その流れの中で間を作るタイミングを決めて息を吸うことで、スムーズに次の流れに移ることができるという学びでした。
今回のレッスン後、実況の練習を行ったのですが野球は思った以上に間が取りやすいスポーツだと気が付きます。攻守の交代、投手の交代、得点が入った際などその合間に一息入れることで、次の盛り上がりへいい状態で発声することができました。

 

今回のレッスンで学んだ大きなポイントとして、「言葉」は「思考」や「感情」を介して口から出てくるわけですが、その大本である「生理」の部分が大事であるということでした。例えば睡眠であったり、普段の呼吸法であったりと生活習慣が大きく影響するのです。「表現力」や「コミュニケーション能力」はもちろんのこと、最も基礎となる部分を改めて見直すいい機会になりました。

 

菅江 隆一

2020年01月23日 17:09

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