9月19日アナウンススクール内容
9月19日の講座の内容は感覚トーク、女性陣はニュース原稿読み男性陣は野球実況でした。
技術や情報も実況やインタビューを行う上で必要なものです。ただ、そこに基礎が伴っていないと本当に伝えたいを伝えられないのではないかと感じた講座でした。
私はニュース原稿読みに参加しました。一人ひとり別の原稿を渡されまずは個人練習。そこから互いに聞き、指摘し合うという流れです。
私は聞いてくださった方がアナウンサー志望の方でしたので、非常に的確な指摘を下さいました。ニュース原稿は、節をつけずに読む。接続詞を立てずに、重要な個所を立てる。また、寺西先生にご指導いただいた際に言われたのが腹式での発声でした。 腹式で話すことにより、太さのある声になり疲れにくくもなる。
お二方の指摘に共通するのは、基礎的な部分の大切さです。
どうしても文章を読む時に今までの発声や読み方に慣れてしまっていて、読みやすい読み方で読んでしまいます。その為気が付きませんでしたが、確かに意識してみると腹式ではなく喉で喋っている感覚もあります。 ただ意識すればするほど喉に力が入ってしまって音が掠れてしまいますし、勢いよく息を出してしまい声が詰まってしまうこともありました。 無意識化で腹式での発声をするのは日々の鍛錬が必要になってきます。一朝一夕では習得できないでしょうが、長くこの仕事をするためには必ず必要な技術です。今後、日々の積み重ねで会得していきます。
また講座の最後に今日の講座内での質問の時間がいつも設けられています。その折に質問で「無得点」と「無失点」を言い間違えてしまいました。
似た言葉ではあるものの、意味としては全く異なります。このような言い間違いが命取りになる場面も放送では多くあるでしょう。以前私が担当したブログでも語彙について触れましたが、こちらもすぐに身につくものではありませんね。今後はより一層気を引き締めて言葉を選んでいきたいと思います。