8月1日アナウンススクール内容
講座内容は前半が他己紹介、後半は映像を見ながらのインタビュー研修です。
日常会話の中でも、人の心の核心部分に触れるのは非常に難しいことです。それが初対面の方なら尚更。
それでも、監督や選手の本音を引き出し伝えるのがインタビュアーの仕事であると学んだ日でした。
他己紹介はまず二人一組になり5分ずつお互いをインタビューします。その後、補足したい点を聞いたり纏めたりして2分間で発表です。
今回、私は初参加の方と組みました。勿論初対面なので相手の情報もほとんどありません。そこからどうして人となりを引き出せばよいのか試行錯誤しつつインタビューを始めていきます。
まずは年齢や職業などの答えやすい質問から。そしてその中で相手が話しやすい、または沢山話してくれそうな話題を選んで掘っていく。その繰り返しをしてポイントを探し当てていきます。結果、メインとなる話は引き出すことが出来ました。ただ、ここを軸にしてまとめた時、結末に必要な情報を引き出せなかったのが心残りです。
他の方の発表では、
・二分間の中で頭から結末の流れが順序立っている
・話のブロックごとの内容が明確
・具体的なエピソードや数字を用いてより分かりやすい表現をする
・整合性を持って話をまとめる
等、学ぶところが多くありました。
後半のインタビュー研修では、先日行われたインタビューを見ながら質問のどの点が良かったのか、どの点をもっと工夫した方が良いのかを教わりました。
そこで印象的だったのが「監督のプライドをくすぐって本音を引きだす」という言葉でした。相手を下げず、それでいて上手く本音を引き出す。まさにこれがインタビューで求められていることなのだと思いました。
今後とも、一層、相手の話に耳を傾けつつ、本心を引き出せるよう努力を重ねていきます。
2019年08月04日 12:00