6月27日アナウンススクール内容
今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。
6月27日のアナウンススクールには、中国地方から一度受講してみたいという方がいらっしゃいました。
野球実況が続いていた男性陣も含め、今週は全員でのフリートーク。
6人が他己紹介のワークを行いました。
さて、今週のテーマは「逆算」、ゴール・結論を意識しよう、です。
みなさまは、話している間に軸が揺れ動いたり、話す時間が長かったりすることはありませんか?
私の発表がそうでした。
話が脱線してしまい、持ち時間をオーバーしてしてしまいました。
他己紹介をする時には毎回ルールがあります。
必ず冒頭で、「最初に『○○さんは~~~な人です』と入れた上で紹介をします。
『○○さんは~~~な人』と準備段階で考えることで、
発表でのテーマ・揺るぎない話の軸を設定し、ゴール・結論を意識づけのためです。
ただ、ゴール・結論への意識が弱いと、落とし穴に引っかかります。
ご丁寧に文頭から構成していくと、
せっかくテーマを設定したのに、「つかみ・導入部分」の準備に取りかかることです。
ここでさらに取材で得た多くの情報を使いたいと、あれもこれも詰め込もうとします。
結果、導入が長くなってテーマが出てこない、途中でテーマを逸脱する事態につながります。
これでは、最初にテーマを設定した意味が無くなってしまいます。
ゴール・結論から離れないこと!結論には時間も関わってきます。
持ち時間によって、伝えられる情報量が変わります。
限られた時間で、自分が設定したテーマを伝えるにはどうすればよいか?
結論のために必要なことは?またそのために必要なことは?
テーマ・時間に沿って情報を取捨選択し、ゴールに向かう話を作っていく。
そのための逆算です。
導入部ではなく重要度・優先度の高い、結論部からさかのぼって構成する!
優先度が低い情報は必然的にコンパクトになって導入らしくなり、話が脱線することもありませんね。
逆算は話し方だけでなく、準備でも大切な能力です。
(2/28にも振り返っていました・・・)
逆算についてまた意識が向いた今週、ここからどう続けていくかが大切。
日頃の成果として、アナウンススクールの最後にあるフィードバックの発表で、
一貫性のある話をできるかが目標になりました。
松下 翔