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4月18日アナウンススクール内容

今週も受講生ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

 

3月13日の初実況から、4月3日、そして先週の4月20日と
3試合、Bリーグの実況中継を担当させていただきました。
初めてプロフェッショナルスポーツの中継、
感謝の気持ちを言葉では言い尽くせません。
先週の4月20日の大阪エヴェッサと京都ハンナリーズのゲーム1はシーズンの最終節、

特に京都はチャンピオンシップ出場も懸かかったゲームでした。

 

実況担当直前の4月18日にはバスケットボール実況の特別講座が行われました。
スクール内では前回私が実況した映像を見ていただき、
次の中継に向けてアドバイスをいただきました。

 

特別講師の先生と建設的にお話をして確認したのが、
実況者の視点を磨くこと。

 

プレーを一つ一つ丁寧に追いかけ過ぎると実況が淡々となります。
バスケットは1クォーターが10分あります。
バスケットに限らず1プレー1プレーではなく全体像を見渡した実況も必要になります。
点だけの実況から線への実況を目指すのです。
例えば、「点差はあるが、まだまだ分からない展開だ」ということが分かっていれば、

それを意識したトーンやリズムに実況が変わるはずです。

 

淡々となる原因の1プレーへのピックアップについても、
ビッグプレーや特定の選手が活躍を続けることがあれば、
その見どころに注目しない選択肢はありません。

 

1プレーに注目するところ・大局的に見るところ、
2つをバランス良く使い分け、メリハリをつけられるのが理想です。

この視点のバランスは実況だけでなく、解説の方とのやり取りにも現れます。

 

先週の実況も含めて、そこには課題の一つが残りました。

 

後から見返して気づけたとしても、本番にできなければ何も意味がありません。
「実際の実況席で、どんな空気感になろうと、どんな試合展開になろうと、
複数の視点が持てるか?切り替えられるか?」
そのための練習が、バスケットボールに限らず、他の競技でもこれから必要です。

 

そして、スポーツ実況だけではなく、アナウンサーとしての技術の向上も必要です。

声やフリートークのような明確に表れる、基礎の部分はもちろんですが、

実況者としての視点は、競技を見ている時だけで形成されるものではないはずです。
メリハリのあるフリートークができれば、メリハリのある視点も養えると思います。
普段から多方面に目を向けることもそうです。

 

一日一日で何を積み重ねるか?
私の場合は特に、アナウンサーの仕事をしていない日にどんな蓄積ができるかが勝負なのだと感じています。

 

言葉にすることの重みと責任、

それにふさわしいアナウンサーを目指し精進してまいります。

 

松下 翔

2019年04月25日 18:51

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